先日町内にある家屋が解体されました。

近年私の町内ではお年寄りが不在にな

ると跡取りの方が住まずにそのまま空き

家になるケースが多いです。それで空き

家がン回も老朽化すると解体し更地にな

るケースが目立ってきました。今回のお

宅は私の家のすぐ近くで築年で50年以

上になっていたと思います。ところが今か

ら見るとその建築資材は素晴らしい材料

を使っており、梁から柱、床材に至るまで

化学物質を使用した新建材や集成材は

一切使用しておらず、見かけは普通の平

屋家屋ですがその中身は古民家ばりの

建築でした。梁材は直径で30cm以上

ある丸太で柱や床材は太く、厚い杉材が

使用されておりストーブの薪の材料とし

て申し分のないものでした。それで解体

業者さんにお願いして梁材と柱と床材の

一部を分けていただけないか相談したと

ころ気持ちよく了解してくれました。業者

さんにしても解体後の処分は有料で他

の産廃業者さんにお願いするのでたい

がいの場合は相談すれば気持ちよく譲

っていただけます。今回も気持ちよく譲っ

ていただけたのでほんの心ばかりの差し

入れをしておきました。問題は頂いた材

料の運搬で直径で30cm以上あり長さ

が2m~3mある丸太で私一人の力で

はどうにもならず頭を抱えていましたが

知り合いの建設会社のオーナーさんが

最近自宅に薪ストーブを設置したばかり

で薪が必要なこともあり2tのダンプカー

を出してくれました。後は私と知り合いで

梁の丸太を薪サイズに玉切りしていきま

す。梁材は解体したばかりなのですっか

り乾燥しきっており斧で薪サイズに割れ

ばすぐに使える優れものです。今回大量

にゲットできたのでダンプを出してくれた

知り合いと分け合っても優に一年分の薪

が作れそうです。最近在庫が底をつきそ

うだったのでまさに天からの贈り物で喜

んでいます。

 


 

ご近所さんの解体現場です。およそ、50年以上の築年が経っていたと思います。

 

 


 

頂いてきた建築廃材です。廃材とは言え杉やヒノキや松の無垢の板材や丸太梁で

新建材や集成材は一切使用していない立派なものです。

 

 

 

先日作った煉瓦敷きの場所で丸鋸で切りそろえて薪として使えるようにしました。