初夏から梅雨前に採取した薬草を陰干し
して小さく裁断しMIXした野草茶を作りま
した。今回の材料はカキ、ビワ、桑、ドク
ダミ、ゲンノショウコ、シャクチリソバ、など
です。あと、一、二種類あったように思い
ますが忘れました。(笑い)私の野草茶
(仙人茶)はこんな具合で結構アバウトで
それぞれの分量も、MIXの割合もその時
の気分次第です。仙人茶は薬草がメイン
のお茶ですが特定の不具合の改善を
目的にしていなくて、全身の体質改善を
期待した健康茶のようなものです。今回
は春先に一度作っているので2回目です。
あと、夏場に1回、秋から冬にかけて1回
と都合4回ほど作るつもりです。年に4,
5回その時々の旬の野草(薬草)を採取、
乾燥、裁断し継ぎ足して使います。最終
的には30種ほどのMIX野草茶です。
なぜこんな具合にアバウトかというと野
草茶の効能はそれぞれの野草が持つ
成分が効能の主体と今までは考えられ
ていてこの野草は〇○の成分を持つの
で△△の症状に効果が期待できると考
えられてきました。この考えは必ずしも
間違いではありませんが(ゲンノショウ
コやセンブリ、ドクダミのように単体で
即効性のあるものもあります)ですがど
の薬草も基本的には全身状況を改善
させる効能が基本にあり(利尿や、血
液浄化など)旬で生命力のある旬の野
草を摂ることで全身状況が改善される
ことを期待しています。つまり極端な言
い方をすれば毒草でなければどの野草
を使っても良いともいえます。とはいえ
野草も色々あり美味しいもの、香りの
よいもの、不味いもの、エグミのあるも
のなどあるのでできれば飲み易く、古
くから言い伝えられているものをメイン
にMIXしています。そのうえで特定の
効能が期待できる野草を大目にブレン
ドして使っています。このように多数の
野草をブレンドする考えは私だけでなく、
「百草丸」などの市販薬や「百草茶」の
ような健康茶と言われる市販品でも
使われています。
陰干しした野草、薬草です
細かく裁断してお茶として利用します。