燕麦の野生種のカラスムギが東谷川川縁

の歩道に大量に繁茂していたのでその種

を一部採種しました。燕麦は主にヨーロッパ

などでオートミールの原料として使われます。

カラスムギでもオートミールは作れますが
ノギと種を分離するのが面倒なのでわたし

は、これを畑の土壌改良の緑肥として使用

するつもりです。そのメカニズムは野生麦

の根は土壌中のセンチュウを遺避させ、

連作障害を予防する効果があるそうです。
はだか麦と違ってカラスムギは脱穀は難

しいですが来年あれこれ工夫してみたい

と思います。

 

 

町内を流れる東谷川の川べりの歩道脇にカラスムギ(燕麦の野生種)が群生していました

 

 

カラスムギのさやと種(麦)です。はだか麦と違ってノギが種を覆っています。

完熟したノギは黒くなるのでこれがカラスの名前の由縁かもしれません。

(植物名にイヌとかカラスとか動物の名前が付くと人の役に立たないという

意味で使われることもあります)

 

 

 

ノギの部分の拡大ですが姿が燕に似ていることから栽培種は

燕麦と呼ばれます

 

 

 

採取した穂先は種と鞘に分けます。来年用の種です。大量に

採れたら簡単な脱穀の方法を考えてみます。もしどなたか良い方法を

ご存知の方がいらしたら教えてください。