今年は例年より少し早く庭の木の芽山菜が

動き出しました。ソメイヨシノの開花とほぼ

同時期です。木の芽山菜の種類は多いの

ですが私はウコギ科のタラノメやヒメウコギ

、ハリギリなどが好きです。ウコギ科独特

のコクのある風味が最高です。
この日はタラノメ、ハリギリの新芽を庭か

ら採取しました。庭の木の芽山菜の多く

は10年くらい前から少しずつ移植して

きたものです。おかげさまでここ数年は

家族で食す少量ですが毎年楽しめる

ようになりました。ウコギ科の山菜はあっ
という間に食べごろが過ぎるので採取の

タイミングが短いのが難点です。今年の

初ものは野生のタラの芽(アカダラ)栽培

種の棘なしタラノメ(アオダラ)、野性味の

強いハリギリです。特にハリギリは少し

大きくなると味にエグミが出るのでタイミ

ングが難しいです。今年はベストなタイ

ミングで採取できました。

 

 

 

今回採取した木の芽山菜です。上段中央がハリギリ、下段左から棘なしタラノメ、野生種タラノメ

シャクです。今回はこれを天ぷらにしました。

 

 

 

今回の天ぷらは私が作りました。油温は奥さんから聞いていたので適温でしたが

揚げた姿がヨレヨレです。素材の姿がきれいに揚がりませんでした。味の方は

美味しかったです。

 

 

 

今回のメインのハリギリです

 

 

 

こちらはウコギの仲間のヒメウコギです。ウコギ飯にするとおいしいですが

もう少し置きくなってからの方が良いです

 

 

 

棘なしタラノメです。後ろに写っているのがせり科のシャクです。

爽やかな香りが特長です。

 

 

 

こちらは野生種のタラノメです。後ろの白い花はクサイチゴの花です。

 

 

白い小さな花がセントウソウの花です。これもセリ科で良い香りです。

 

ネットでは食用の記載は少ないですがシャクより優しい香りでお浸しが美味しいです。