ここ2年ほど毎年クレソンとオオバタネツケバナ

を庭に移植していましたがうまくいきませんでし

た。どちらも水路脇などの湿った環境が良い
のですが普通の庭に草都合よく御簾の流れ

はありません。一時は本気でポンプで循環さ

せる人工の水路を考えましたが奥さんがカエ

ルガ居つくので絶対にダメだというのでこの

計画は中止しました。(奥さんはカエルが絶対

にダメなのです)それで昨年も花が咲くまでは

いったのですが夏を越せずに枯れ死しました。

ところが昨秋、乾燥地にも生える畑性のタネ

ツケバナとは違う個体が発生していて様子を

見ていたら今春、花が咲いていました。場所

は雨樋の水が流れる場所で他の場所より湿

気が多い場所でユキノシタなども生えていま

す。これでクレソンも自家消費できるめどが

つきました。今の個体は採取せずに実生を

優先させて来年に備えます。それともう一つ

嬉しい誤算は実生発生したクレソンのそば

にクレソンに似ていますがやや小ぶりの個

体がありました。以前クレソンに代わる国産

のオオバタネツケバナも植えていたので

その実生かもしれません。オオバタネツケ

バナは松山の方ではテイレギといって普通

にスーパーでも販売されている地元野菜と

して利用されています。わたしも小粒でも

パンチの利いたオオバタネツケバナが好

みなのですがなにしろ野生のものはクレソ

ンに押されて数が少ないので大事にした

いと思っています。

 

 

クレソンの実生株に花が咲きました。

 

 

雨樋の水が流れ込む場所にクレソンが自生しました。来年はここにオオバタネツケバナ

とユリわさびも植えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

上の2枚はオオバタネツケバナの実生株だと思われます。

これも大事に育てます。