大日社は東大野神社本殿の北側右端にある末社が

石原町の小字で末本、梅ノ木の住民がお祀りする社

です。創建は1823年(文政6年)で明治13年(188

0年)に東大野神社の末社として移転、そのご昭和

35年に現在の社が再建され昭和39年に末本、梅

ノ木の住人7家で神殿の上覆舎を改築しました。
主祭神は天照大神です。現在地に移る前は現在の

日田彦山線、狐迫踏切近くの大日の森と呼ばれる

森林の中にお堂があり大日堂と呼ばれていたそう

です。御本尊は大日如来で日輪(太陽)の仏さまです。

なぜ東大野神社境内に移った時大日社(天照大神)

になったのか?明治時代は多々、神仏混合が行わ

れ、大日如来が(日輪の仏様)が太陽神天照大御神

に変わったものです。また大日堂は明治2年の企救

一揆とも深い関係があります。一揆直前に某庄屋宅

で農民との話し合いが行われたときに大日堂屋根葺

き替え補修の不正が発覚しこれが一揆の発火点に

なったとの説もあります。(三谷昔語り合本第一巻、

47p、63p、64p、65p)に詳しいです。いずれに

せよ大日社は今も末本、」梅ノ木の住人7家に

より毎年4月10日前後に各家持ち回りでおこもり

神事、直会が執り行われています。

 

 

東大野神社の末社、大日社です。