先日の和ハーブ教室で作った和ハーブティーを紹介

していきたいと思います。

シナモンはスパイスの王様と呼ばれエジプトでは4000

年前からミイラの防腐剤として使われていたり旧約聖書

のエゼキエル書にも登場します。中国では後漢時代の

薬学書神農本草経に登場します。日本では正倉院に

薬物として残っていました。現在スパイスとして使われ

るのはセイロンニッケイですが最近はシナニッケイが

主体になっています。日本には江戸時代にシナニッケ

イが持ち込まれそれが散逸して野生化したものが西日

本を中心に一部で自生しています。また在来種で近縁

の同属でヤブニッケイは全国の山林で見かけます。ニ

ッケイと比べると香も弱く商用利用されることはありませ

んが乾燥させた葉はゲッケイジュ(ローリエ)と同じように
料理の香り付けに利用できます。また紅茶と合わせると

シナモンリーフティーとして利用できます。ちなみに私は

知り合いから本ニッケイ(シナニッケイの野生種)の葉を

頂いて使っています。

 

 

ドライのニッケイリーフと自家製の紅茶で作ります。

 

 

 

チーズケーキとよく合います。