阿佐田哲也(朝だ、徹夜)というふざけたペンネームで「麻雀放浪記」という最高傑作を書いた彼は、本業の小説でもちゃんと色川武大という名で直木賞も獲っているが、半分バクチ打ちの彼の言うことにゃ、一番怖いのは、相撲でいうならいつも9勝6敗くらいの成績をあげてる人だと。

そういうのは生き方をみてるとわかる。ちょっと地味で数は少ないけどいるんだよこういうのが・・・。

 

14勝1敗のヤツを1勝14敗にするのはそれほどむずかしくないが、ダレとやっても9勝6敗というのを1勝14敗にするのは至難のワザだと。

大きく勝つヤツは華やかに見えるが、必ず反動が来る。長い人生、同じスタンスで走り続けることができるヤツは型、というかフォームを持っている。

 

 

 

これだけを守っていれば、なんとか生きていかれるという原理原則、それがフォーム。

自分のフォームを持ってると、悪い波がきたときでも耐え凌げる。

 

それは勝ちも負けも両方を味わうことでつかめてくるし、ひいては勝つコツ負けるコツがわかってくる。

負けるコツというと変に聞こえるけど、これが重要なんだ。負ける時に大きく負けない。フォームが崩れる負け方をしない。

 

「運の通算はゼロになる」こと、そうであればこそ「運をロス」しないこと。大負け越しになるような負け方を避けて つまりは9勝6敗くらいの星をいつもあげること・・・

 

聞くたびに、御説ごもっともと思うが、思い通りに行けば人生苦労はしねぇ。

82のあと111も打って、バラバラになったフォームを立て直そうと 急に涼しくなった空を見上げながら急遽鎌カン薄暮の最終組に潜り込んで2時20分スタート。

 

 

 

違反ボールを3個買って1個は先週失くし 貴重な残り2個だったが スタートホールで行方不明・・・

で、がっくりのトリ。

 

空は高くなり、涼しい風が吹き渡って先週とは大違いの空気に足が歩きたがり 久しぶりの足裏の芝の感触もヨシ。

50代、60代に50代の女性の4サム。

なぜ歳がわかるかというと一人予約のプロフィール欄に書いてあり、80台、90台、100台と平均スコアの欄もあるけど、歳はともかくスコアのほうは大体が悪い方にサバを読んでる。

 

 

 

 

来週と再来週のコンペの練習のつもりで来たけど、悪いフォームは直らずに49!

 

負け続けるとね、感性が鈍くなって負けを負けとして認識できなくなる。これが怖いんだ。勝ちも負けもちゃんと心得ているつもりでも、やっぱり身体の方の反応がちがってくるんだ。負ける状態が普通のように感じられてくるんじゃマズイんだな。

 

そうだよ、このままじゃ終われねぇぞ!

 

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