もう10年以上も前にほおずきの苗を1株植えたのは、田舎のお祖母さんの部屋の前に植わってたような半日陰の場所。
毎年枯れては翌年にまた芽が出て茎が立ち上がるが、一向に花の咲く気配もなく 花が咲かなきゃ実もならねぇしな。
それでも、毎年少しずつ地下茎で?長方形のタイルの中の勢力圏を拡げて来て 今年はこんなに来たかと思ってたら白い花が咲き もう小さな実が見える!
ここらあたりは、最初に植えたところより日照が良いからな~。
奥の方は相変わらずウンでもスンでもないが、手前の4,5本は小さな実が結構付いていて、これなら念願のほおずき笛を作れそう?
袋を破って赤い実を取り出し それをよく揉んで揉んで中身を柔らかくしたあと、ヘタの部分から中の汁や種や取り出すわけだが 何回やってもたいがいは袋を破いてしまって失敗。
器用な友達は、袋だけになったほおずきを口に含んで鳴らしてたが、オレは鳴らすところまで行った記憶がないし、どんな音だったかもまったく覚えがない。
70年ぶりのリベンジが果たせるか、今さらながら肥料をやり 実が赤くなるのを待ってるのをアレに一句詠ませたら
いかがでしょうかって、上五の字余りは許されるんだったっけ?