月曜日のジジコンペにブザマなところは見せられないと秘密練習に行くと、怪しい色の空になって稲妻が光り クラブにカミナリでも落ちたらかなわんと打つ手を止めて空を見上げてたが、しかしゴロゴロ雷鳴が轟いたのは光ってから相当に時間が経っていて 遠くだな。
もっとも小止みになった中を帰ると、家ではマゴとイヌがまだ毛布にくるまって小さくなってた。
今朝は早くに起きて松山がまずまずの位置に付けてるのを見届け、雨が上がった庭にはギボシの新芽がニョキニョキ。
葉っぱの上に、昨晩の水玉が残っている。
レンゲショウマも、
キレンゲショウマもイキイキと葉を拡げ、
トリカブトは順調に生育中。
裏の八重桜にも花が咲いて、これは日当たりが悪くて花が遅いのではなく、いつもソメイヨシノが散るころに咲き出す桜の最終ランナー。
明日は、三歳牝馬限定の若き女王を決める桜花賞だが、毎年このころに行われるこのレースも 年々桜の咲く時期が早くなって名前にそぐわなくなってきたな。そのうちウバ桜賞とか・・・ならねぇか。
ま、なんでも一応参加しなきゃハナシにならねぇんで、桜木町の場外まで前売りを買いに出て、
女はいつもミステリー。
気まぐれの三歳牝馬なんか、わけわからんから新聞の言う通りにエリカエクスプレスから買ったけど、本命サイドだな。
まだ、ドジャースが始まるまでは時間があるとヨコハマ地下のユーリンドーに寄り、レイモンド・チャンドラーのマーローものを一冊買ってレジに持ってゆくと
「カバーをおかけしますか?」
頼むよ。
「この早川文庫は、他の文庫本よりちょっと背が高いので 用意してあるブックカバーじゃダメなんですよ」
と言いながら女店員が いつものようにどの色がよいかとは聞かずに、手際よくフツーの用紙に包んでくれて、
へ~、そうなの、初めて聞いたよ。どのくらい違うの?と聞いても
「ほんのちょっとなんですけどね」
帰ってきて並べてみたら なるほど他の文庫本と比べ、5mmほど?背が高い。
こっちのほうがよほどミステリーだと思いながら検索すれば、競馬の予想と違ってこちらにはちゃんとした理由があり、背が高くなったのは15年ほど前からで、早川文庫の主なターゲットのSFやミステリーファンの高齢化に伴って読みやすくするため活字を大きくしたということらしい。
明日は、55年ぶりの大阪万博開幕というが大阪地方は雨?
じゃ阪神競馬場も重か・・・まあ、なんでもいいから、エリカ姫 来いよ!