夜明け前のベイブリッジを渡って、チバの上総モナークカントリークラブで 今年サイゴのジジババ例会 @3組9名。
冬場は参加人員も少なく、優勝賞金も半額。まあそれでなくてもここのところの連がらみでハンディが上がっちゃって よほど根性を出さないと上には行けなさそう。
受付を済ますと、誕生月なので本棚から一冊、お好きな本をプレゼントします?
えらくサービスがいいな~と上から下まで見回したけれど、結局選んだのは 幼稚園のマゴ用にと「大ピンチずかん」
コレを読んで、大ピンチの時に役立てろよ。
ジャックは、相変わらず苦虫を噛み潰したような顔でベンチに座っていて、ジャック・ニクラウスといえば、どうしても中部銀次郎さんのことが思い出され、前に聞いたと言われても歳をとってくると同じハナシを何回もしたくなるのだ。
中部さんがガンで亡くなる一年ほど前だから二十一世紀に入ってすぐの頃、偶然に新橋の小さなバーで出会い、失礼を顧みずに「どうしてプロにならなかったのか?」と聞いたんだ。返ってきたのは「それはオレの本を読めばわかるよ」
プロにならなかった理由は、彼が10代の終わりに、日本のアマチュア代表チームの一員として、アメリカに行き、そこでニクラウス(当時はアマ)のプレーを見たからだという。自分のプレーが終わったあと、最終ホールにニクラウスがきたから見てやろうとホールサイドにいったところ、ニクラウスは2メートルを3パットした。
「なんだ、ニクラウスといっても人の子だ」
と思ったが、その後、成績表がまわってきて見ると、最終で3パットしたにもかかわらず、66でラウンドしている。自分は84。このとき、銀次郎は、世界を目指すのは夢物語。井の中の蛙に徹するのが自分の定めと決めたというのであった。
こちらはアウトスタート554ヤードの長いロングを4オンし、10mくらいのパットを一発で沈めて 今日はいい日になるぞ。と、思ったのも一瞬。
日の当たってるところから霜が解け始めてるが、まだ写真の上のほうは溶け切っておらずに、急にボールの勢いがなくなってナンダヨが始まり、5番、6番連続4パット。
多分生まれて初めてのことじゃないか?
大ピンチの図鑑を早めに読んでおけばよかった。
サザンカはきれいに咲き誇ってるけど、
↑池越えのショートも3mに付けるニアピンだったのに バーディーを狙いに行って3パット。欲。
上がり2ホールも3パットを連続して50というテイタラク。
ナベ焼きうどんを食って、
ヨーシ、午後から見ておれ!と順調にボギーペース。
だが、16番の池越えショートでボールのアタマを叩いて池ポチャ。
入ったところからでも・・・という声を無視して 同じティーグランドから打ったらまた池!
今度は5打目か?というのを何とか乗せて2パットはショートで7!
結局インも50で トータル100ピッタシ。
まあ神様は見捨てずにBB賞、ニアピンも一個付いてきて 寒くなると脅かされたほどには冷えずにヨシとするところだな。