ジーさんは麦藁帽子をかぶって庭で芝刈り、マゴたちは海の向こうに夏休み旅行。
キャッキャッ言って出かけるヤツラにすこしばかりのおこづかいをあげて オミヤゲ買って来いよ!
「ナニがいい?」
そうだな あっちの絵葉書とか・・・
「エハガキってなに?」
絵葉書を知らんのかい!どういう世の中だ。
芝の中の雑草を抜くヤツを、抜いた草と一緒に捨ててしまったらしく見当たらない。
横浜農協まで新しいのを買いに行くと こんな大きいのしかなく
もっと小ぶりなのはないの?畑の雑草を抜くワケじゃないんだから・・・
「そこに出てるのしかありません」
まあしょうがないかと買って来たけど、大は小を兼ねるの言葉通りにスゴク使いやすくて、トナリの畑のバ・・・ネーサンにも勧めるかな。
子供の頃の夏休みといえばお婆さんのところにず~っと預けられ、休みが終わるころに迎えに来た母親になついていると、「こんなに可愛がってやっても、やっぱりお母さんがいいんだね」とお婆さんが言ってたな。
今は、あの大きな家に住む人はいなくなったけど、お盆に帰って墓参りしてこよう。
ついでに、あのあたりの天竜川が狭まった峡谷で行われる灯篭流しと花火も久しぶりに見て、その前に ちょっと山にも登って・・と、墓参りと どっちがついでかわからないけど、来週は一年中夏休みの中のホントのジーサンの夏休み。
夕方5時の便に乗るというヤツラからは、まだ行きの成田の免税店でディオールのナンチャラを買った ありがとう!とメールがきて、もうかよ!