百穀を潤すという恵みの雨が、このまえ芽が出たと思ったらもうこんなに大きくなったギボウシのでっかい葉のうえに水玉を作って、
やっぱり葉っぱも人間の肌も、水玉をはじかなくなったらオシメぇ~だな。
オステオスペルマムかディモルフォセカのどっちかの花びらにも水玉がつき、
赤白咲き分けのさつきの蜜標。
と知ったかぶりに言っても、去年、アッチの人に教わったばかりだけどね。
一枚にだけ斑点のある花びらの模様を蜜標といい、ハニーガイドともガイドレールとも呼ばれて昆虫に蜜のありかを教えるもの。
なぜ、花びらの一枚にだけ斑点があるかというと、花の真ん中ではなく 矢印の他のオシベより格段に小さなオシベの下あたりに穴があって、その奥に蜜があるという仕掛け。ちなみに一番長いのがメシベ。
蜜を求めてやってきた昆虫達が 知らずしらずにオシベの花粉をメシベにくっつけるという、ハニートラップではなくハニーガイド・・・うまくできてるもんだ。
シラー・カンパニュラータの雨しずくを見て、さあ ヒルメシ食いに出かけてくるか。