根岸森林公園に梅見に行く途中の信号、
「どうして汐汲坂なんて名前なんでしょうね?」って、ヨコでイヌをダッコしながら聞いてきて、そりゃ昔、この坂を海から汲んだ塩水を入れた桶を担いで上がったんだろ?
それをどうするって 塩、作るに決まってんだろ!
他に考えようがないけど、帰ってこっそり調べたらその通り・・・
森林公園は幼児たちの遊び場。
ダンボールをお尻に敷き、坂を滑り降りてキャーキャー
ウメは盛りを過ぎても香りは十分に楽しめたが、ホントなら今頃 碁仇と丁々発止やってるはずだったのに・・・
コロナ前まで、毎月碁会をやってたうちの一人は ここんとこ何回電話しても その都度「おかけになった電話番号は現在使われておりません、番号をお確かめになって・・・」
アイツ、死んじゃったんじゃないの?
昨日、もう一人の碁会のメンバーから電話がかかってきて
「前にあげた 碁のCD返してよ」
どうした?と聞くとパソコンが壊れ、中古のパソコン買って入れなおしたいけど また買うのももったいない。
そいうことならと家捜ししたが見つからず、もう何十年も前のハナシだろ?今はネット碁なんかあって月に2,200円払えば一年中繋がって相手が探せるぞ、と言っても ネットはア~ダコ~ダ。もう80歳をとっくに過ぎてるしな~。
じゃ、オレが明日アンタんとこ行って相手しようか?一年中ヒマだし。いきなり行ってもメイワクじゃない?
どうぞどうぞというんで、駅名を聞き、碁盤はあるのかと尋ねると、まだほとんど使ってない新品同様のがある?
こりゃ楽しみが増えたと、年賀状の住所を見て、パソコンで駅からの行き方を調べてると また電話。
出ると、今度はヤツの奥さんから?
「さっき電話してました?どうも最近はアタマのほうが少し・・・夜中に起きだしたり 幻視というか幻覚が見えたりで、」
え~~~っ!?
いろいろと現状を聞かされ、そういうことですか。オレの親父も”庭にニワトリを抱えた子供がいる”とか言って同じような症状だったけど、精神科の医者でクスリを処方してもらったら幻覚は良くなりましたよ。まあ奥さんから明日の件はうまく言ってください、と電話を切ったが 一緒に碁を打つことが出来なくなったことより、そちらのショックの方が大きかった。
公園の隅には ウメに替わって早くも河津桜が満開で、もうすぐ三月だけどな~。