「雪ダルマ」はいよいよ怪しくなり、隅っこを覗くと、
「福寿草」が開花してる。
前に聞いたハナシだけど、この花は光りではなく温度によって開花するらしい。しかもパラボランテナ状の花びらを拡げることによって花芯に光りを集め、周囲より7,8度も温度を上げて昆虫たちの動きを活発にするんだって。
「クロッカス」も、芝の根切りをしたときに注意深く避けておいたから無事に花が開いた。
大体、アレは良いタイミングでしたよな。あのあとに雪が降って溶けて、開けた穴からうまい具合に水分補給ができたってもんだ。
「オキザリス」は日本語で言えば「カタバミ」。
雑草といっても良いくらいの花だけど、まとまって咲けばこれだって景色になる。
春先にキイロの花が多いというのにはちゃんとワケがあって、それはハチなどの昆虫がキイロの花に集まりやすいと言う習性があるからだと。
「冬知らず」
一年中ゴルフやってるどこかのダレかさんみたいな花だな。
「ダ-ルベルグデイジー」もこぼれ種から次々と芽が出て 最近は年がら年中咲いてる。
「パンジー・ビオラ」類は黄色い花のオンパレード。
これも芯がキイロいから、仲間にいれてあげて、
気がつけば雪ダルマは跡形もなく消え去り、椿の髪飾りだけがポツンとオキザリス。