♪ 夜の新宿裏通り

  肩を寄せ合う 通り雨

 

カーラジオから流れる八代亜紀の追悼放送を聴きながら ヨコヨコを南下して終点の馬掘海岸。

ちょっと遅くなったけど、高齢じゃなく恒例の3社巡り・・・

 

 

 

 

東京湾の入口に面し、水が走るように流れるからと名が付けられた走水に建つ走水神社は、

 

 

 

昔、大津波がこの村を襲った時に、カッパ達が大きな岩を山から運んで海岸に堤防を作り みんなで岩を押さえて津波から村を守ったという伝説があるそうで、ここのおみくじはカッパ御籤。鶴岡八幡は鳩みくじだったが、それぞれ考えてるんだな。

 

 

 

走水というのはもともとが由緒ある地名だそうで、足柄峠から相模の国に入った昔の東海道は鎌倉を経て走水に至り、ここから海路をたどって上総の国に通じていた。

 

 

社殿から振り返ると東京湾と、その向こうに房総半島が望め、

 

 

 

境内には、東征中のヤマトタケルが暴風雨で立ち往生した時に 入水して海神の怒りを鎮めたというオトタチバナヒメのレリーフが建ってる。

 

 

 

そこからクルマを10分も走らすと叶神社。

日本広しといえども、叶と名の付く神社は ここと対岸の神社だけだといばってるところだが、エンギの良い名前の神社につい足が向き、

 

 

 

ここでお守り袋だけを買い、浦賀水道を挟んで対岸の叶神社で中に入れる勾玉を買うという方式で、毎年そのシステムにまんまと乗せられて・・・

 

 

 

ラジオから八代亜紀さんの思い出をお寄せ下さいと流れ、そうだな~京都の叡電の八幡前駅の近くに学生食堂があって、天井の角に据えられたTVで人気が出だしたという彼女を初めて見たときに、随分と年がいった新人だなと思ったけど あれからず~~と変わらずにあのままだったな。

 

 

 

東の叶神社の上からは浦賀水道が見渡せて、対岸の右手のほうに西の叶神社が鎮座してる。

 

 

 

その間の交通手段はポンポン船。

蔵みたいな待合室の中のボタンを押すと、対岸に泊まっていた船がやってきて

 

 

 

 

スマホを構えながら待っていると、

 

 

 

ヨコからバーサンがさっさと乗り込んで、あちらの病院に行くんです。ぐるっと廻ると遠くていつもこれを利用してる・・・

浦賀ドッグはどうするんでしょうね~ってオレに聞かれても困るけど、

 

 

 

船長というか船頭さんに「よこすか市民か?」と聞かれて 市民なら200円。そうじゃないと400円!

往復なら800円かよ、また値上げしたんじゃない?ヨコスカ市民だって言えば良かったと思ってるとワンディパスというのがあって600円、往復するならその方がお徳です。

 

 

 

一日乗り放題って、これに何回も乗るヤツなんているの?

「最高で6回乗った人がいました。外国人でしたけどね。」

海がない国の人じゃないの?

 

 

 

対岸まで3分ほど。

すぐ先に西の叶神社。

 

 

 

正月も10日も経つと、参拝客の姿もほとんどなく、そういえば走水神社の上に掲げられてた「謹賀新年」も もうはずしましたって言ってたな。

 

 

 

ここで、あちらの神社で買ったお守り袋の中に入れる勾玉を買い、

 

 

 

ワンディーパスを使ってポンポン船でお帰り・・・

 

 

 

 

あちらが浦賀水道の入口。

このまま帰るんじゃ早すぎると、

 

 

 

途中の観音崎に寄れば、穏やかな海だな。

 

 

 

燈台まで続く道。

 

 

 

 

途中で見かけたこの鳥はイソヒヨドリか?

 

 

 

ここにも人の姿はなく、

 

 

 

燈台入口に飾ってあって谷内六郎の「波のピアノ」

 

 

 

カッツ~~ンカッツ~ンと靴音を響かせながら 長い階段を上り

 

 

 

狭い出口をかがんで外に出ると、

 

 

 

 

東京湾の奥の方はかすんでる。

 

 

 

千葉に行くときにいつも見かける対岸の煙突の煙はまっすぐに立ち上って、今日もゴルフ日和だな。

 

 

 

 

満開の水仙は良い香りを漂わせ、

 

 

 

 

目の前に海が拡がる横須賀美術館のアクアマーレのテラス席で カッパみくじとお守りを並べて記念撮影。

 

 

 

海をながめながら 三浦産・長ネギとハムのピッツァを食って

 

♪ 逢えばせつない 別れがつらい

  しのび逢う恋 なみだ恋

 

 

 

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

にほんブログ村

 

にほんブログ村 ゴルフブログへ
にほんブログ村