まだ雨の残る中央道を走りながら な~にこれから晴れてくると言うし、あわよくばこの雨が 山の上のほうじゃ雪であってくれと願いつつ、大月から河口湖のほうに折れ、

 

 

 

河口湖の富士急ハイランドの向こうの雲をかぶった富士山をヨコメに、本栖湖の山あいの道路を行くと、道路が白く見えてヤバイなとソロソロとスピードを落とし、雪降れとか凍るなとか自分に都合の良い方にばかりはいかないよな~とカーブを曲がると、トラックが電柱にぶつかって脇に倒れこんで パトカーが検証中。

 

 

 

大体が、12月の第1週というのは 昔から小春日和が続くと決まっていてゴルフには絶好のウイーク。

なのに今年はギックリ腰だ、お客と忘年会が続くだとツレナイ奴らばかりで、こうなりゃ世俗を離れて 山に登ろう!

 

 

 

毎年のようにダイヤモンド富士を眺めに 暗いうちから登ってる竜ヶ岳だが、今年はもう年賀状を書いちゃったし 去年のように太陽が上がるのに間に合わないと メイの子供にお尻を押してもらいながら焦って登る事も無いし。

 

 

 

あれ、ウシロから押してもらうのは 却って上りにくいもんだな。

もっとゆっくり押せとか、もうちょっと下からとか文句言いながらどうにか間に合ったけど、今日はゆっくりゆっくりマイペースで山登りを楽しもうと・・・

 

 

 

 

山の神に手を合わせ、

 

 

 

清冽な空気を胸いっぱいに吸い込んで、本栖湖、割石峠方面へ・・

 

 

 

あの鞍部が とりあえず目指す端足峠、右に行くと竜ヶ岳、左は雨ヶ岳、毛無山方面。

しかし、雪なんかちっともありゃせんがの~。

 

 

 

富士のまわりの この雲、ド忘れした、なんてったっけかな?

忘れた時は「あ」から順番に言って あ・い・う・う?浮き雲?そりゃ二葉亭だろ フタバッテ~シメエ

え・お・か・かか 傘雲だ!

早めにでてきて良かった。

 

 

 

割石峠との分岐を端足峠のほうに曲がって

 

 

 

うしろから日を浴びながら森の中に突入。

 

 

 

オレが勝手に名付けたジョーズ岩。

去年は道をロストして 真っ暗闇の中を この岩の右上の道なき道を行き 「オジチャン一人で行かないでよ、地図見てるんだから」とメイの子供に怒られ、左下に正解の道を見つけて ここ降りるぞと急坂を指差すと「ムリでしょ!」

だけど戻ってたんじゃダイヤモンドに間に合わないぞとムリヤリ斜面をななめに滑り降りて やればなんとかなるもんだ。

 

 

 

しかしこんなに暖かいんじゃダウンジャケットは要らなかったな。それに雪や凍結用にチェーンスパイクまで担いできたのにヨケイなお世話だった。

 

 

 

「人生と哲学は背馳する。怠惰のないところに幸福はなく 無用の物だけが満足をもたらす」@チェーホフ

この精神だよ、ムダと思えるものこそがシアワセをもたらすんだ。

オレなんか学生時代にこれを紙に書いて壁に貼って、毎晩麻雀に明け暮れてたからな。

 

 

 

 

端足峠。

左に行くと竜ヶ岳。天子山塊の一番北に位置し、反対の西に向かって雨ヶ岳、毛無山、長者ヶ岳、天子ヶ岳と連なっている。

 

 

 

ウシロには本栖湖の碧い湖面が光り、

 

 

 

富士山の傘雲は 大分薄くなってきた。

 

 

 

竜ヶ岳に向かって 気持ちの良い尾根道。

このごろは、ブログでお付合いしてる人の入院や手術といったハナシを聞き、オレは曲がりなりにも五体が動いて山にも登れるということはシアワセなことなんだろうな~って、ダレに感謝すりゃいいんだ?

 

 

 

霜柱はこんなでも、風がないから暖かい。

下着とシャツだけになって もう少しだ。

 

 

 

 

傘雲も なれのはての状態になり、

 

 

朝方パラついたらしいアラレは、そのまま苔に絡みついて、

 

 

 

着いた~!

すぐに反対側からオジサン3人組が現れ、「石仏からジミ~に長かった」と笑いながら「いいところですね~。」

 

 

 

アチラ側からだと富士山は 最初曇って見えなかったと言ってた。

 

 

 

 

ナニに作ってもらった焼きオニギリ。

お陰で 朝、コンビニに寄らずに来れたし、この奈良漬が ぴったりで うまかった。

 

 

ずらっと見える南アルプス。

 

 

 

さあ帰ろう♪

 

 

 

手前が雨ヶ岳。向こうが誰かが聞いたら怒りそうな毛無山。

 

 

太陽のの下、光って見えてるのが駿河湾。

 

 

 

右手に愛鷹連峰。

あちらからなら逆光にならず、傘雲もキレイに見えたことだろ。

 

 

 

お約束の苔。

 

 

 

山登りと言うのは、心身のリフレッシュにはもってこいだが、それに加え、ゴルフにもきっと良い影響があると 秘かに思ってるところ・・・

 

 

 

何だアレ?噴火のまえぶれじゃないだろうな。

 

 

聖岳?

 

 

これは赤石岳

 

 

 

 

白根三山

 

 

八ヶ岳

 

 

あまり人の通らないこの尾根道から見渡せる景色が 大好きだ。

 

 

もう新しい芽。

 

 

 

7時出発で12時帰着。

駐車場から幹線道路に出ようとしたら目の前に富士山の雄姿があり、

 

 

 

ちょっと走って本栖湖畔の1000円札の裏の絵柄と同じところで一枚。

右に今登って来た竜ヶ岳が見える。

湖底に住む龍が富士山の噴火を村人たちに教え、この山に駆け上ったと言う伝説から竜ヶ岳と名前が付いたという。

 

 

 

帰り道、順調に走ってきたのに保土ヶ谷バイパスに煙が上がって

 

 

 

燃えてるやないか。

今日はあちこちで いろんなものを見たな。

 

 

 

マゴがオミヤゲにお守りが欲しいというので買って来たけど、三年生に恋愛運のお守りは早かったか?

 

 

 

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