梅が咲いたといっては梅見物。桜が咲きゃあ お花見に行き、カタクリはどこだ?水芭蕉は尾瀬だろとあちこちお気楽そうに見えるだろうけど、オレだってさんざん苦労してきたんだから、お釈迦様だってお地蔵様だって少しは大目に見てくれるだろ。
というわけで、アジサイなら鎌倉明月院。
しかし平日だって~のに、なんだこの人混み?
丁度見ごろの時期を迎え、いままで見たこともないような人の列のあとをついてぞろぞろ・・・
丸窓の写真を撮るための行列の後ろに並び、少しづつ進んでいると、うしろの愛知から来たというオバさんに声を掛けられ「丸窓と言うのはどこにあるんですか?」
あの先の瓦屋根のところです。すぐに順番が廻ってきますよ。
「そうですか。こんなに混んでもう帰ろうかと思ってたけど・・・」
「御朱印は どこでもらえるんですかね~」
それも丸窓のヨコにあったと思ったけどな~。それと丸窓の後ろのアヤメだか菖蒲が植わってるところもいいですよ。別料金ですけどね・・・とヨケイなお世話?
順番が来そうになると、「すみませんが写真を撮ってもらえますか?」
前に並んでたネ~さんも「ワタシも撮ってもらえますか?」
臨時カメラマンになって 渡されたスマホでパシャリパシャリ。
たくさん撮っときました。
とにかくお地蔵さんには アタマを下げ、
後ろの花菖蒲池のほうに廻って、といっても
菖蒲だかアヤメだか・・・
カキツバタじゃなさそう。
赤地蔵・・血の色がどうのこうの?
明月院らしくウサギがお供。
青地蔵・・・空の色がどうのこうの。
丸窓をこっち側から見たところをスマホで撮ってる人を撮って・・・
井戸にもあじさいの設え。
明月院ブルーのアジサイ。
お地蔵様もアジサイを抱え、
ここにもお地蔵様、アタマの下げっぱなし・・・
アジサイより多そうな人のアタマ・・・
変わったのもあって、
こちらはガクアジサイ。
1時間ほど周遊し、12,3分歩いて クルマを停めておいたところのお寺まで戻り、檀家さん以外は2時間以上の駐車はエンリョせよ と注意書きはあるが、このせちがらい世のなかでタダとはかなり太っ腹なところ。
長い年月に磨り減った鎌倉石の階段を上がり、拝観料200円を払って中に・・・
だいたい、今時200円というのも奥ゆかしい。
アジサイ寺は500円+ウシロの庭園も500円の1000円だったからな。
子供を抱いた観音様?
ヨコの大木は、天年記念物のコウヤマキ。
お墓のヨコを通って奥にゆくと、柔らかい鎌倉石を彫った下にお地蔵様。
そして上を見上げると、
岩タバコじゃないか!
ここで会えるとは・・・
星型の可憐な花・・・
かんのんさまも拝み、
奥の布袋様のフトッパラを撫でると、ハラが凹むとか?
皆が撫でて腹黒になってるけど、まあまだコロナが怖いからパス。
ハラ減ったな。
円覚寺から鶴岡八幡に通じる道路沿いのウナギ屋に入り、
出てきたうな重のフタを取って山椒をふりかけ、又フタをしてちょっと蒸し状態にしてからフタを開けると 山椒の香りがふわっとして良いと お品書きに書いてあった通りにやって、
ペロッと平らげてから、イザ鎌倉カントリー2時20分スタートの薄暮ゲーム。
最初のロングを5オンし、真横の超フックラインの2mを真ん中から入れたら
「パットがうまいですね~」
飛ばなくなりゃ、ヨセとパットで勝負するしかないでしょ。
最終のロングは 三人を尻目に年金をもらうようになると越えなくなるという年金の丘を少し越えたところまで行って、ウナギパワー?
そこからポツリポツリ。降リ出しが少し早くないか?
そのおかげかどうか最期ダボにして42!いいゴルフをしてたのにもったいなかったけど、これで関東も梅雨入りか。