昨日オークスの前売りを買いに出ようとしたところにクルマ屋さんから電話があり 修理が出来たと言うんで引取りに行って、今日改めて桜木町のウインズ行き。一日ずらして なんかいいことあるかな?

 

そのあとそのまま桜木町から根岸線に乗り、大船で乗り換えて鎌倉行き。

鎌倉の材木座海岸近くの補陀洛寺(ふだらくじ)というお寺で、”平家の赤旗”を五月末まで公開してると小耳にはさみ、そりゃ是非拝んでみたいと・・・

 

 

子供の頃、少年少女文庫みたいなので「義経物語」を読み 京都の鞍馬で育った牛若丸が 五条大橋で弁慶と出会い、その後ひよどり越えの逆落としとか、サイゴの平家を追い詰めた壇ノ浦の戦いでは 例の八艘飛び!

海の上にたくさん並んだ赤旗たなびく平家の船と、白旗の源氏の小船の上を 義経が刀を手に飛んでる図は今でも印象深いけど、あの平家の赤旗が現存するんか? 

 

 

 

鎌倉駅を降りて、にぎやかなところを背に海のほうに向かってとことこ。

目に入るいろいろなお寺さんも素通りして 補陀洛寺一直線・・・

 

一応ネット検索したところでは、都合により公開できないこともあるから電話で確認しろと書いてあり さっそく電話をかけたら 今日は午前中に法事があって1時からなら という返事。

 

 

 

まだ早いと、途中のまったく観光客向けではない 地元の蕎麦屋に入って 天ぷらそばを食ったけど 汁まで飲み干して完食。終わり近くなってユズの味がして とてもおいしかった。

 

 

 

鎌倉駅から歩いて2,30分くらいのもんと歩いたが、観光客の喧騒は まったくなくて半そでの腕に風が気持ちが良い。

海が近いのか、空の上ではトンビがピーヒョロロ。

 

 

 

というか、あれは海じゃないの?お寺を通リ過ぎちゃったか?

 

 

 

ついでだと、そっちまで出て これが材木座海岸か。

 

 

 

向こうは、稲村ヶ崎?

 

 

 

戻って小道を入り、ここだ。

 

 

 

用もなければ通り過ぎてしまいそうな小さなお寺だけど、入口には、頼朝が打倒平家の祈願をした場所だという石碑があり、

 

 

 

まだ、1時にはちょっと早いけどと 右手の玄関のほうに進んで ”御免下さい。”

多分法事のあとの茶会?をしてたらしいお坊さんが現われて 「平家の赤旗を見せていただきたくてやって参りました」と告げると そちらの奥に展示してありますからどうぞと言って 引っ込んでしまった。

 

 

 

写真に撮っても良いということなので・・・

 

 

 

あった。これが平家の赤旗。

九萬八千軍神の文字は平清盛の筆といわれ、素材は竹と麻で織られた竹布だそうだが、天井の灯りが写ってるのは愛嬌としても ホンモノだなこりゃ。

 

 

 

壇ノ浦で最期を遂げた平家の総大将 平宗盛が持っていたものと伝わり、戦利品として頼朝に献上され 打倒平家を祈願したこの寺に奉納したとされるもの。

 

 

 

 

ヨコには鎌倉後期にこの寺のお坊さんが着ていた袈裟の切れ端があり、紋章は縁が深いと言う宮家のものだと。

 

 

 

こちらは頼朝が奉納したとされる、今のテーブルクロスのようなもの?

 

 

 

文覚上人作とされる 不動明王曼荼羅。

 

 

 

こっちは弘法大師真筆と伝わる八幡大菩薩像だが、このへんになると少々マユツバ?

 

 

十分に見て廻った頃、法事が終わったらしい黒い礼服を来た人たちが数人、坊さんに案内されて現われ これから赤旗見学?

オレは、「素晴らしいものを見せていただきました」と礼を言って退出し 帰りはバスに乗って鎌倉駅まで。

早く帰らないと オークスに間に合わないとあわてて帰って来たものの 結果は白旗を掲げて参りました。

源氏か!

 

 

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