パコーンに「70過ぎたらいつ死んでもおかしくない」って言われるし、
ジョン・レノンは、
「問題は、これからのことや過ぎ去ったことを思いわずらう必要はないってことなんだ。大切なのは今 この瞬間を楽しむ、ということさ」と言っている。
明日から天気がくずれるっていうし、イタリア山にバラを観に行ってくるといえば、
根岸線の一番前に乗って石川町で降りるのよ?
わかっとるわい。
明治の頃、イタリア領事館が置かれていたことからイタリア山。
このブラフ18番館は、オーストラリアの貿易商の住宅を山手から移築したものだそうだ。
ダイニング
サロン
ベッドルーム
応接室の古いピアノ
裏から出ると クチナシが香り、
バラも丁度良い季節。
ここは石川町の駅から坂道を上がった高台にあり、見渡すとあれはマリンタワーか?
すぐ上に、外交官の家と呼ばれる建物がそびえて、
その前庭は、幾何学模様のイタリア式庭園になってる。
外交官の家は、明治政府でニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などを務めた外交官 内田氏の邸宅を渋谷南平台から移築したそうで、設計はアメリカ人。
以前、コロナの頃に来たときはがらんとしていた庭園も、きょうは団体さんやら写生教室の生徒さんたちで賑わって、
反対側からも一枚。
前に来たときはコロナ騒ぎで入れなかった邸宅の中も無料で開放され、玄関のステンドグラス。
ここはダイニングルーム。
ガラス張りのサンルーム。
応接室。
弧を描いたランプや丸く張り出した出窓が柔らかな印象、ってパンフレットの説明。
重厚な机が置かれている書斎。
ベッドルーム。奥にバスタブが見える。
水は地下水を使っていたそうだ。
2階の展示室に、菊の御紋入りの 家主の内田定槌が全権大使に任じられた時のアルゼンチン共和国宛ての信任状。
裕仁じゃないよな。
明治天皇だ!
1階のヨコに喫茶室があって、アイスクリームとコーヒーで一服。
真正面にヨコハマランドマークタワーが見える。
天気もよかったし今日一日、無事に楽しめたということだ。