１３年ぶりの濃さの黄砂が飛来してきてると騒いでいて、１３年前のあの時の危機一髪が甦る。
チバのゴルフは、大風に黄砂が舞って行きは都内廻り。帰りの通行止めが解除されたアクアラインに乗ろうと館山道を南下してると、前のクルマが左に避けたもののしぶとくスピードをあげ、こちらも もう一段アクセルを踏み込んだ途端に激しくハンドルをとられて 右の分離帯のほうにヨレ、パンクだッ！
大あわてでハンドルを戻すと、今度は左のガードレールに向かってダアッ～～～～。
ヤバッ！
右に左に蛇行を繰り返し、横転しそうになるのを必死のブレーキとハンドル操作でかろうじてしのぎ１５秒？
やっと制御可能なスピードまで落ちて、左の路肩に停車できた。
ドアを開けて外に出ると、ものすごいゴムの焼け焦げた匂いが立ち込め、左後輪はペシャンコ、ホイールはギザギザに傷つき、アブナかったな～。言うのも憚られるほどのスピードだったし、後続のクルマもうまく避けてくれ、なにより直進性を保つコンピュータプログラムが機能してスピンから守ってくれたんだろう。
とりあえず修理のクルマを頼み、安堵のため息をついてると 道路公団のハイウエーパトロールカーが止まって、
「どうしましたか？」
パンクしちゃって・・・
「三角の停車板、ないんですか？出してないとキップ切られますよ」
今、そういう問題か？とも思ったが ナイというとトンガリコーンの親玉みたいなのを貸してくれて、帰るときに脇に置いといてくれれば あとで回収しますからと、こちらの危機一髪には関係なく さっさと行ってしまった。
４０分くらいしてやってきてくれた修理のアンチャンは
「珍しいパンクの姿ですね～」と感心してたが、あとになってＬ字型の金具が刺さっていたとわかり、黄砂はいろんなものを運んで来たんだな～って・・・
毎年、雪が積もってるのかと思えるほどにまっ白い花が咲く「ナンジャモンジャ」の木。
今年は、申し訳程度に ちょこっとだけ。まさか黄砂の影響じゃないだろうな。
