手の届く範囲のナツメは獲って干しナツメを作り、上のほうはトリのために残しておいてやったのに そのまま乾燥ナツメになっていて、トリも振り向きもしない?
そういや このまえ干しナツメを作っていたときにやってきた黒猫に ホレッっと投げてもまたいで通ったからな。
動物が避けるということは 毒があるのか?子供の頃 オバーサンに食べ過ぎるなと言われたことがあったような・・・
だが夏の終わりの実が赤くなり始める頃には、もぎとってパクパク7個も8個も食ってもなんともないのは オレも毒に強い体質なのかもな。
ムラサキシキブにもトリがやってきてつつき
オレンジや
赤い千両もトリがついばんで落とした種から あちこちに芽がでている。
そんなに不味いのかと一粒つまんで口にしたら やはりペッと吐き出すほどの味。トリも見るだけで食べないわけだ。
作った干しナツメだって不老長寿に良いと聞いて ムリヤリ食べてるようなもんだからな。
もう正月も近くなるころ見上げる梢は 実も葉もなく丸裸になって寒そうに冬空にそびえてるから きっとまわりにうまいものがなくなると仕方なくこれを食いにくるんだろうな~。