毎日のように飛来するアカボシゴマダラ、昔とったなんとかでマゴの補虫網を八の字に振り回せば あっけなく御用となり、さあどうしてくれよう。

 

 

環境省の、日本の生態系などに被害を及ぼすおそれのあるという特定外来生物一覧を見ると、昆虫類25種のなかでチョウチョとしては このアカボシゴマダラだけがエントリーというか登録されていて、見つけ次第駆除せよって・・・

 

 

しかし、日本のタテハ蝶に比べるとやや大型のこれが 梢の上をスイ~~ッと滑空するさまは それは見事で見とれるほどだが、そもそもタテハ蝶はモンシロチョウのようにバタバタ飛ぶのではなく、まっすぐ飛びながら時々羽ばたきをやめて滑空するのだ。渡りをするというチョウチョは、ほとんどはばたかずに風に乗って飛んでゆく。

 

もっとも、これは海外から風に乗って海を渡ってきたのではなく、どこかの放蝶ゲリラによって日本に住み着いてしまい、日本の希少種など生息域が重なるからと、そもそも日本にいてはいけない蝶なのだと。

 

 

 

 

「てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った」

安西冬衛の一行詩を教わったのは小学生の時?

あのときの先生の解説は、南のほうにある韃靼海峡というイメージ上の幻の海峡を 蝶々が一匹ヒラヒラと飛んでいった というようなもの。

 

情報も限られていたあのころ、ずっと台湾あたりの暖かい海の上を飛んでゆく蝶を想像してたのだが、何時のときだったか 韃靼海峡というのは実在し サハリンと大陸の間の間宮海峡のことだと知ってなんだよ。幻でもなんでもなく それに南と北、大違いじゃないかよ。

 

 

 

 

捕まえたところで、殺すわけにもいかず ホラ、行けよ!

特定外来生物、飼うことはもちろん運搬することも禁止されてるけど、キャッチ&リリースはその対象にならたないってよ。

 

 

 

 

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