去年の6月に仕事から身を退きほぼ1年。
後始末にサイゴのケリをつける払い込みを朝一で済ませて、肩の荷がおりたというか釈放されたというか・・・
そのままヨコハマ駅からスカ線に乗り、北鎌倉は あじさいで名が高い明月院詣で。
朝から雨が降ってあじさい見物にはおあつらえ向きだろと思ったが、みんな考えることは一緒?
雨の月曜の午前中だというのに、結構な人が押し寄せている。
釈放といえば数日前、元日本赤軍のリーダーだった重信房子が20年?の刑期を終えて出所したってやってたな。
「多数の人を傷つけて申し訳なかった」と謝罪していたが
その記者会見の場で 彼女に寄り添ってたマスクの美女は、ムスメ?
イスラエルのテルアビブ国際空港で銃乱射事件を起こし、多くの市民を殺害、自らも死んでいった奥平剛士と偽装結婚していた重信は かの地で女の子を産み、奥平の死を受け「同士の贈り物」とされ奥平の子だろと思われていた子供は、生まれて来たらパレスチナの活動家との間のハーフだったが、
その彼女が あんなに大きくなって母親に寄り添って・・・
あのころの政治の季節に夢中になってたオジサンたちは、このニュースをどう聞いただろうか。
明月院本堂の 悟りの窓。
この時季は、本堂奥の 後庭園が特別公開されていて 別途500円を払って中に入ると、
こちらからも悟りの窓が見える。
昨日だかは、例の堀江健一が 太平洋をあっちから一人で渡って帰ってきて記者会見。
「一つの夢を無事に終えた」って淡々と語ってたが こっちもびっくりだな。
初の単独太平洋横断をやったのが1962年だというから 60年前。
今83歳って、海で死ねれば本望くらいの相当の覚悟を持って行ったと思うけど、
「僕自身は青春真っ只中なんです」
そんなこと言ってみてぇな。
「太平洋ひとりぼっち」の単行本の衝撃は 今でも忘れない。
高校1年の時か・・・丁度そういう刺激を受けやすいお年頃だったな。
その本がどこか本棚にあるはずと探したけど見つからず。
あれから何度か引越しを重ねてるからな~。
アジサイを抱いたお地蔵さん。
奥のお堂を見て周り、
明月院ブルーのあじさいにはちと早かったけど、
こっちにだって 都合ってもんがあるんじゃ。
帰りのついでに 駆け込み寺の東慶寺。
柏葉あじさいが雨に濡れ
がくあじさいは、いい色に染まって
ここにも菖蒲、奥の建物の中では 尼さんがお茶してる。
みんな それぞれの50年、60年があっても過ぎてしまえばあっという間、
おりしも今日、関東地方は入梅だって・・・