滅多に花の姿をみることができない。生きてるうちに見れたらシアワセ、というので生死花の別名もあるセイシカ。
ウチじゃ毎年咲く中国雲南省原産の「中国聖紫花」まがいもの?
中国の呉を滅ぼした傾国の美女西施にちなんで西施花とも呼ばれるそうだが・・・
「ユリシーズは妻のところに戻りたくなかった。だからトロイ戦争をした。
帰りたくないから戦争を引き伸ばしたのだ。」
ジャン=リュック・ゴダールの「軽蔑」で 女優役を演じるブリジッド・バルドーを妻に持つシナリオ・ライターのポールは、商業映画としてホーマーの叙事詩の映画化の脚本をまかされる。自分の中にひそむ家庭の幸福へのえもいわれぬ嫌悪感としみついてしまっている帰巣性。それがユリシーズのドラマに二重写しになり、ホーマーの叙事詩の世界が単純すぎて物足りないとこんなせりふを書くのだが、どうもどこかのダレかさんとも二重写しになってる気がしないでもないな。
映画ではB・Bがアメリカの映画プロデューサーに誘われて行った先で自動車事故に遭い二人とも死ぬんだが それはおいといて、前の奥さんと別れ、ロシアの避暑地にある豪奢な宮殿で暮らしてる若い彼女とうまくやってるのか?
傾城傾国、昔から美女は国を滅ぼすっていうからな~。