子供と黒鯛釣りに行く予定をしていたが、どうみても降る予報に半分あきらめていたら 昼に子供二人連れて現れたヤツは行く気まんまん。小さなマゴ二人をナニに押し付けて、行くぞ~!バカ親子だな。
「三浦東部でめちゃめちゃ釣れてるってよ」
東部ってどこだ?と聞くと いつも行くあの場所も東部のうちだろ。
毎回寄る餌屋で 本格的に降ってくるのは夜ですよ、頑張ってと励まされて
2時半 釣り開始。
潮は上げ三分といったところ。
いつ降ってきてもいいように 雨対策は万全。
お決まりのクサフグが食ってきて、それから4連発。
なにも釣れないよりはマシだけど・・・
3時過ぎるとポツリポツリ、 予定より早いやないか。まあしょうがねぇ、今日は雨水だからな~。
薄暗くなってきて、サルカンの小さな穴に糸を通すのに四苦八苦。
片一方の穴に、リールに巻いてある道糸を浮きを通して結び、もう一方には針のついた糸を結べば ねじれを取るヨリモドシになるのだが、どうやったって穴の位置がわからないんだから完全にカン頼り。
エイッ、エイッと4、5回もやりゃ ヘタな鉄砲と同じでなんとかなるってもんだが、フグの鋭い歯で糸を切られること数回、そのたびにエイッエイッだからな~。
釣れねぇな~。
ポツリポツリ来ていた雨もいつのまにか止んだが、竿を持つ手が寒い。
エサを変えて、と練り餌にした途端に、キタッ!
ウキがちょっと沈んで大あわせをくれたら、根がかりかと思えるほどに竿が動かない。
が、やっぱり先っぽがもぞもぞして付いてる。そのうちグングンと引きこまれ 竿を立てるのに精一杯でリールを巻けない。尻を落としムリして切れちゃ元も子もないと ゆっくりゆっくり静かにリールを巻いてゆくと ヨコでタモを持って待ち構えてる子供が 竿のしなりを見て「ボラじゃないの?」
フザケンナヨ。
そのうちに銀色の魚体が浮いてきて黒鯛だ!
頼むぞ、慎重にタモに入れてくれよ。
40Cmの体高のある黒鯛。
スワ、地合だと色めきたち キイロの練り餌をつけて放りこんでると 雨が本格的になってきたが 興奮していて寒さを感じない。
もし、上のほうで見てる人がいたらこの雨のなかでバカだな~って思ってんだろうなと言い合いながらしばらくやっていたが、コマセも尽きたし 帰るか・・・
釣った魚は写真を撮ってリリースしたが、今週はDANGAN7といい、この黒鯛といい、夢にでてきそうな良い感触が手に残ってるなぁ。