姉カンでやる予定だったゴルフ・コンペは、あれだけ雪が降るぞ降るぞと脅かされりゃダメだよな。昨日の早くに中止の連絡があって、姉ヶ崎の遠目のスタイルの良い梅は眺められないけど、近くの梅ならと三渓園まで。

 

 

 

天気予報も芳しくない平日は、ガラガラ。

 

 

 

久しぶりに来たけど、700円?案外とるんだなと思ったら 受付のお嬢さんがカオを見て「身分証はお持ちじゃないですか?」

持っとらん。 あったら100円くらい安くなるのかな・・・

「市内にお住まいですか?」

うん。

「浜ともカードは?」

そんなようなのが家にあったな~。

「免許証は?」

クルマにある。

「是非、クルマに戻って取って来て下さい。700円が200円になりますから」

 

 

 

すっ飛んで取ってきたよ。

よくアチコチの日帰り温泉で地元の人だと半額というのがあるが、初めて地元で得したな。

 

 

梅、咲いてる?

「ボチボチです」

関西の商売人みたいな答えを聞いて園内に入ると、

 

 

 

お~、咲いてる咲いてる。

このまえ熱海の桜を見て 順序が逆だけど、今年初めての梅見。

 

 

 

 

ここは、明治の末から大正にかけて生糸貿易で大もうけした横浜の実業家 原三渓が 横浜港に面した広大な土地に作り上げた日本庭園で、各地から歴史的建造物を移築して四季折々の自然とマッチした景観が見所と言うが、金にあかせてかき集めた感・・・いやいやそれは貧乏人のヒガミというもんじゃろ。

 

 

 

合掌造りの屋根に蠟梅。

 

 

 

三渓にゆかりのある岐阜県白川郷の近くにあったこの住宅は、御母衣ダムの建設により水没することとなったため、ここに移築したんだそうだ。

囲炉裏のヨコには花餅が飾られていて、黒光りする板戸や時計も懐かしい風景。

 

 

 

こちらの囲炉裏はホンモノの薪がくべられていて、煙が立ち上って屋根の藁を燻してるのか?

 

 

 

桃の節句も近く、お雛様も飾られ、

 

 

 

欄間にはポップな飾りが施され、岐阜の田舎はこんなにおシャレ?

 

 

 

白と紅の椿もさりげなく生けてあって、昔の大農家の暮らしも余裕だな。

 

 

 

生垣の修理をするおじさん。

 

 

 

臥竜梅。

実は今朝、コンペ中止だしゆっくりフェニックスオープンのプレーオフなど見てたら天気がだんだん良くなる?やっぱりゴルフに未練があって、速攻で鎌カンに電話し どこか空いてないか?なんなら午後スルーでもと聞いたら、あいにく今日はフェアウエーに雪があってクローズだと。鎌倉は積もったのか、まああそこは高いところにあるからな。それでしょうがなくここに来たんだが。

 

 

 

 

出世観音。

オレは今更出世もないもんだが、出世したい人は拝んだら?

 

 

 

竹やぶを曲がった先に、ここで一番興味深かったものがあった。

 

 

 

最初、昔の風呂か?と思ったら、飛鳥時代の石棺!奈良海竜王寺付近から出土したものだそうだ。向こうに見えるのがフタだと。

フチに触って、イニシエに思いを馳せたよ。

 

 

 

そして、東大寺の礎石?

なんでもかんでも かき集めたんだな。

 

 

 

月華殿は、京都伏見城にあった大名来城の際の控え処として使われた建物だそうで、移築に当たっては柱一本一本を布にくるんで運んだんだそうだ。

 

 

 

鶴翔閣。原三渓の住まいだった建物。

 

 

 

京都のお寺にあった室町時代の三重塔も移築されて聳えている。ドンダケ?

 

 

 

ここはイヌが入れないので、前に来たのは紅葉のライトアップが行われていた十数年前にちょこっと。今日はスミからスミまで歩いてハラが減り、

 

 

 

待春軒?いい名前じゃないかと入れば お客の姿はなく貸切。

 

 

 

朝、500円トクしたから 店内で一番高い桃山御前弁当を注文。

さすがヨコハマでシュウマイ2個入り、おでん、から揚げ、栗・・和洋中華取り揃っていた。

帰ると、あちこちからチョコレートが届いていて 良いバレンタイン・デーだったことよ。

 

 

 

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