朝まだ暗い4時に家を出るときにはパラパラきて、ワイパーを利かせながら それでも一日中オールAのテンクラ予報を信じてクルマを走らせれば 御殿場を降りるころには空に星がまたたいて、ラジオの天気予報も次第に晴れてくると・・・

だが、ダイヤモンド富士を見るなら太陽が上がるときに晴れてなくちゃイミないからな。

御殿場から東富士道路に入ると 電光掲示板に道路凍結・冬タイヤ装着の文字が光ってホントかよ!道路を見ると確かに霜みたいな白い筋が浮かんでヤバッ。

おそるおそるブレーキを踏んでみたが滑るというほどではなく、こんな夜中に他のクルマは走っていないからスロースローで・・・

 

 

今年の正月は メイの子供を連れて反対側の端足峠から登ったが、今頃の時期は頂上よりこちら側の登山道の途中でダイヤモンド富士を見ることができるというので、3年前に登った石仏ルート。その時の駐車場が閉鎖になっていて、本栖湖畔まで戻って車を停めたから最初から道迷い。道しるべかと思や立ち入り禁止の看板だったりで、おぼろげな記憶を頼りにやっと入口を見つけ まあ、ここにたどり着くまでタイヘン。

 

 

 

富士の裾野の樹海の上に雲海が拡がっていい感じ。

 

 

 

太陽が頂上から出る時刻が7時40分ごろ。それが標高1300m付近。5時半スタートだからヨユーで着けそうだけど、なんだこの傘雲みてえなの。いつぞやは、日が昇る寸前に雲がうわ~っと上昇してきて、見ていた全員がため息をついたことがあった。

 

 

 

あと1時間くらい登ったところが 今日見るには一番良い場所。

頂上はそのあとゆっくり踏めばいい。

 

 

 

なに?富士山の周りが染まってくるにつれ、傘雲が変化してフシギな形になってUFO?

 

 

 

 

こちらは雲海っていうくらいだから、まるで海のよう、瀬戸内海に浮かぶ島か。

 

 

 

今度はダブルの傘雲が取り付き、

 

 

 

いよいよ上がるか?頂上付近に薄い雲がまとわりついてる。

 

 

 

出た!

流石に太陽の光というのはすごい。その瞬間に まわりの熊笹から一斉に湯気が立ち上り、オレの上着からもユラユラ水蒸気があがったもんな。

 

 

 

背丈ほどある熊笹の道をゆっくりゆっくり、もう急ぐ旅じゃない。

きっと頂上でダイヤモンド富士を見た人たち数人とすれ違って、こちらはやっと到着。

 

 

 

竜ヶ岳 標高1485m。

今日で5回目になるが、こんなにガランとしている頂上は初めて。いつもは向こう側にずらっと人が並んでいたけど、もっともそれは年始年末の 丁度頂上からダイヤモンド富士が見られる時期だったからな。

 

 

 

雨ヶ岳と毛無山は、真っ白。

 

 

 

用心のためチェーンスパイクも持ってきたし、いっそあっちまで足を伸ばしたいと思ったが すぐにムリとあきらめ、

 

 

 

裏に廻ると、ずらっと南アルプスのオールスターが勢ぞろい。

 

 

 

一昨年に登った赤石岳だけはわかる。

 

 

 

 

こちらは八ヶ岳。

 

 

 

来るときに、カメラを持ったジーサンを追い抜いてきたが帰り道でまた出会って顔をみたら、どうみても80オーバー?抜いたってジマンにならないな。

 

 

 

丁度入れ替えの時間だったか、次々と上がってくる人たちとすれ違い それも単独だったりグループだったりするが女性が・・・、マゴの言い方をすれば女子が圧倒的に多い。

 

 

 

丁度行程の半分あたりにある石仏。竜ヶ岳には何本も登山道があるが ここの石仏コースの名の由来だ。

 

 

 

ふもと近くまで下ってくると、本栖湖の深いブルーの向こうに白い頂の南アルプスが見え、

 

 

 

帰りも もう少し。日当たりの良い気持ちの良い道。

 

 

 

一応告知を撮ってきたので、正月に行く人は参考にされたし。

 

 

 

クルマを停めた本栖湖畔から少し足を伸ばして、千円札の裏側に描かれた竜ヶ岳と富士山のスポットを詣でて、

 

 

 

 

朝霧高原でもう一度富士山。

 

 

 

山頂を越えて雲が流れている。

 

 

 

前に入って名前が気に入ったあさぎり温泉「風の湯」に入り、ポイントカード作りましょうかと言われても、年に2回くらいしか来ないし・・・

「期限はありませんから」と 作ってもらって 「もう入ったんですか」と驚かれたカラスの行水で

 

 

 

さあ、帰るぞ!

 

 

 

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