コロナ下のオリンピックが無事に終わり、空も今までこらえていた様に、朝からスゴイ雨が降ってきた。

昨日の男子マラソン、非公式だけど2時間を切って走ったことがあるというケニアのキプチョゲがラクラク2連覇を果たした。

30kmを過ぎてからの独走は、気持ち良さそうに走ってたな~。足の蹴りといい振るウデの角度といい完璧だった。

 

 

オレもずいぶん昔に、一人旅で駅伝を走ったことを想い出した。高校ではサッカーをやってたが前の東京オリンピックの翌年、3年の春に陸上部から人数が足りないから助っ人で出てくれと言われ、10日くらいまえから陸上部の連中に混じって練習をしたな。

陸上部は10人くらいいたが、そのうち短距離の選手が半分で 駅伝のメンバーを組むには足りなかったのだ。

 

当日の朝、オレの前を走るHとクルマで郊外の中継地点まで運ばれ、Hはそこから中間点を廻り、またここまで戻ってきてオレがタスキを受け取るという寸法。

幾分緊張しながらランナーが来るのを待っていると、荒い息を吐き他高のランナーとスゴイ競り合いをしながらやってきたヤツが Hにタスキを渡した途端にバタッと倒れ、おいっ、そんなにマジメに走るのかよ!そいつもいつもは冗談ばかり言ってるやつだった。

 

こりゃまずいな。オレのところで大きく引き離されたら・・・というシンパイも Hが戻ってきた時には前のランナーは見えないくらい先を行き、ウシロにもダレも見えない。

春先の、走るには最高の陽気の田舎道、前もウシロもダレもいない。まったくの一人旅は気持ちよく軽快に走っていたが、駅伝は初めての経験でペースがわからない。飛ばしてサイゴでバテたらカッコ悪い。ということでそれなりに走っていると遠くに中継点が見えた頃、ウシロからパタパタという足音が聞こえ、あわてて残りの800mくらいはうしろも見ずに全速力、どうにか抜かれずにタスキをリレーできた。あとで廻ってきた記録表を見たら オレの区間のタイムは全体の真ん中くらいで まあ面目を保ったけれど、今じゃ、走れと言われてもゼッタイムリなのが悲しい。

 

 

風もでてきたな。そうそうこの前の檜尾尾根を下る途中でみつけた上の花の名前がわかった。

マルバノイチヤクソウ。

日本薬学会のページには、花期の全草を日陰干ししたものが生薬ロクテイソウ(鹿蹄草)で 強心、血圧の降圧、抗菌などの作用があるとされ、生の葉汁は打撲傷、切り傷の外用に また煎液には利尿作用があり脚気やむくみに良いとされるとあって、一つの薬草で諸病に効くことから「一薬草」の名前が当てられたんだとか。

 

 

1964年の東京オリンピック閉会式は各国の選手がなだれ込んで入場し ちょっと感激的だったが、昨日の閉会式も各国の国旗が丸い輪を作り、地球にはこんなにたくさんの国があるんだな。いがみあわないで仲良くやれよな~って・・・

 

それで独断的2020Olympicマイベスト3!

 

1着、ソフトボール 上野13年越しの金メダル

 

2着、ゴルフ女子、モネの銀メダル

 

3着、人間ピクトグラム

 

 

 

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