去年、山野草コーナーで見つけて植えておいたヤツが、冬のあいだは影も形もなくなってたがこのまえ芽を出したと思ったら、ここんところの暖かさで急に伸び出し、なにをそんなに怒ってるんだ?というような花も咲きだした。

 

 

 

オレもアレから2週間を過ぎ、まだ痛むオデコに手を当てツラツラ思い出してみるにつけ、オッコチしたのは最悪としても道迷いしたのが第一の敗因だったな。

 

一度は戻ったんだけど、またおかしなところに踏み込み このまま降りるんじゃなく右か左、どっちかに行けば元の道にぶち当たるだろうと、生来の方向音痴 一応はスマホのGPSナビを開きながらあっちかこっちかとかやっていたが、あれも今 進んでる方向がクルクル変わって、やっぱりこういう時だけ開いたって思うように使いこなせるわけもなく、道のないところをヨコに歩いて 滑ったりずり落ちたり。

不安と緊張で唇とノドがカラカラ。高いところに出てはペットボトルを取り出してゴクリ、と一口だけ・・・水がなくなったらアウト!だからな。

 

そうして1時間くらいウロウロし、左に見えるあの高いのが本来通過するはずのミツバ岳、とてもこの谷を降りて上がってはムリだろ、と開き直ってからは もう根性が座り このまま下に降りるしかないだろ!

 

 

見渡す限り、四方八方 人の姿はモチロンなく大自然の中、たった一人 クソッ 迷ってなければ今頃温泉に入ってるのにと思いながら、目の前の大きな岩の下の削れているところを、ここ落ちたら誰にも気づいてもらえないな。腰をかがめてそろそろ通過し、崖の途中を沢と並行に下っていけば ざれた斜面がズルズル、岩に足をかけても動くし、一度は大量に積もった濡れた落ち葉ごと滑って沢に一直線、あわやというところでストップしたけど、アレもアブナかったな~。

 

 

赤土のざれた斜面を、TVの雪山登山でみたように靴の先で蹴りこみながら、木の枝を掴み、

足を乗せて動く石は、こんなところに人はいないだろ、このヤローと沢に落として一歩一歩、2時間かかって林道まで這い上がり、降りるのにかかった時間は同じだけど、ビッコをひきながらの2時間半の林道歩きはヨケイだった。さいごのさいごにやらかした大失態もやっとここへきて50%ほど回復、はれていた右ひざも 骨の形が多少見えてきたし、昨日行ったマッサージ師のケンさんに言わすと 痛いからとあまり大事にするのもいけない。痛んでも少しずつ動かすほうが直りが早いと聞いたからにゃ仰せに従うかな。

 

イカリソウ、ホントは怒ってるんじゃなくて船のイカリに花の形が似てるからなんだってよ。

 

 

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