昨日、アクアラインの橋の上から東京湾越しに見た富士山を 今日は頂上から太陽が上がるダイヤモンド富士を見ようと5時前の、まだ真っ暗な山道をヘッデン点けて真後ろにある竜ヶ岳に・・・

といっても、いつもの道じゃおもしろくない。去年端足峠から西に登った雨ヶ岳、あそこを東に行けば反対側から竜ヶ岳に登れると勇んだはいいが、真っ暗闇。

 

足元の1m四方くらいの灯りを頼りに、去年の記憶を辿りながら行っても、こんな道だったっけかな~。とにかく周りが見えないんだから始末が悪い。

 

そのうち富士山の真っ黒いシルエットが見えてきて、上にはたくさんの星がまばたき景色は最高だが アレ~おかしいな。去年はこんな景色見なかったぞ。あの時は雨模様だったからかなと思いながらもバックを踏み往復20分のロス?ダイヤモンド富士に間に合わなくなっちゃうぞ。

 

 

オっ、看板らしきものがある!とアタマをあげ写真、写真と思ったらドテッ!

道をヨコに這ってた木の根っこにおもいきり右のむこうずねを強打してつまずいたけど、まあスネはいろいろ鍛えてるからダイジョウブだろ。もっともあとで風呂に入るとき見たら血が流れてた・・・

それより昨日、キコリはグリーンでボールをマークしようとしゃがんだ拍子にオットットと転びそうになったからな。あっちはなんでもない平らなところだからアレに比べりゃまだ随分マシや。

 

 

しかし真っ暗闇というのは怖い。木の切り株がお化けに見えたり、リュックのペットボトルの水の音にまでビクッ!

その後も、行きつ戻りつ クネクネ山道は下ばかり見て歩いてると突然に道が消えて キョロキョロ、こっちかてなもんで ようやく端足峠に着けば、看板のヨコに

 

 

雲ひとつないカンペキな富士山やが。

なんか、あんまり完璧すぎるのも面白くない。少しぐらい雲がかかったほうが絵になるのに。

 

 

峠まではあっちこっち廻ってたからずい分時間がかかったが、ここから竜ヶ岳はもう目の前、50分もかからんやろ。

頂上の手前まできて随分明るくなってきたが、頂上に陽が登るまでには、まだ1時間以上ある。

 

 

人声がして着いた。多分ほとんどの人は反対側から登ってきたんだろ。

こっちルートは1組のカップルと出合ったのみ。

 

 

 

いい塩梅に、下のほうに雲があるやないか。

 

 

温度はマイナス8度くらい?

例年に比べるとゼンゼン寒くない。風がないからな。

 

 

反対側のウシロを振り返ると、ここでも南アルプスと赤石岳。

ホントに登っておいて良かったな。

 

 

 

丁度良い具合の雲だな。

 

 

あと20分くらいか?

知らぬ間に人がどんどん増えてる。

 

 

sss

 

うんっ?なんか雲が上のほうに来てないか?

まァ、テッペン隠すほどはこないだろ。

 

ヨコを見ると雨ヶ岳に毛無山か。

聞いたら気を悪くするヤツがいそうな名前だな。

 

えっ、マズイじゃん。ホンキかよ!

 

 

みんながざわつく中で、上っちゃったよ~。

雲の中からピカ~っと光ったってしょうがない。

太陽の光というのは暖ったかいもんだな~とか言ってるバアイじゃない。

なんのために、こんなに早起きして三脚まで担いで登って来たんだ!

 

さっ、帰ろ帰ろ。

昨日みたいに渋滞したんじゃかなわん。

 

 

朝のうちは暗くて見えなかった端足峠の看板。

 

眼下には本栖湖。

 

下におりてきたら・・・

ま、こういうもんだよな。

 

 

無事ともいえないし肝心の富士は見えなかったけど とりあえず拝んで、東名新富士からぶっ飛んで帰ってきたのでありました。

 

 

 

 

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