たった一つしか成らなかったひょうたん、やっぱり人工で受粉してやらないとダメか。
まあ、このまま腐らせちゃったんじゃカワイソと
去年使った残りの「ひょうたんごっこ」を探し出し、
これがまた優れもので、普通は中の実やタネを取りだすのに
ヘタに穴を開け水に漬けて一ヶ月、その最中に、隣近所も騒ぐほどの悪臭を放つというのが、
去年は、このバイオひょうたんごっこを使ったら、酵素の働きで
1週間で中身をキレイにとりだせた。
ホントになんでもラクチンになる便利な世の中になったと思ったが、
今朝の某新聞を読んでたら 京大教授の佐伯啓思が
”「○○ごっこ」する世界・・・政治も思想運動も 本当の現実を見ない虚構の中の遊びだ”
1999年に自死した江藤淳が70年に発表した「ごっこの世界が終わったとき」で
全共闘は「革命ごっこ」三島由紀夫は「自主防衛ごっこ」
「ごっこ」とは真の現実に直面しない虚構の中の遊びであると論じ
鬼ごっこは虚構の鬼をめぐる遊戯であって、ホンモノの鬼が出てくれば成り立たないと。
日本で政治運動や思想運動が「ごっこ」にしかならないのは、戦後日本がもっぱら米軍と
その核の傘に依存して国家の安定や平和を維持してきたからであり、
その決定的な現実に右も左も目をつむっているからだ。
江藤が死んで20年、「ごっこ」の世界は 終わるどころか・・・と、佐伯は言う。
”今日の「世界の現実」そのものが、どこか「ごっこ」の様相を帯びてきている。”
トランプも「大統領ごっこ」 ・・・「ミサイルごっこ」に「外交ごっこ」
世界が壮大な「ごっこ」に傾いていて、もしかすればこの「ごっこ」が
とてつもない「鬼」を現出させるかもしれないと・・・
片や原発で「濡れ手にアワごっこ」
オレなんか慎ましく 毎日お勤めに励み 帰ってくりゃマゴの相手。
「ジジ、鬼ごっこする?」
しねェよ、もう疲れちゃったよ。
それに週末は八ヶ岳の麓で、一泊ゴルフごっこや。