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雨雲レーダーを見れば、午前中はなんとか持ちそう。

出来れば、令和元年の初日に山登りしたいと 前夜チバに2往復してカラのガソリンを満タンにし

まだ小雨の降っているヨコハマを朝3時過ぎに出発。

富士五湖の一つ 西湖湖畔のいずみの湯の駐車場に滑り込んだ。

事前に電話したら、帰りにお風呂に入れば、駐車料金無料という・・・商売上手?


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明け方までの雨で 下は濡れてはいるが 気持ちのよい山道。

新緑もまぶしい。


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ミツバツツジも鮮やかに咲いて、


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振り返ると、木々のあいだに西湖がみえる。

大分登ってきたな。


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いずみの湯があるところは桑留尾という地名、どんないわれがあるのか・・・


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オッ、なんていったっけかな。

こういう時のグーグルスマホ、レンズを向け画面をタップすれば


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ミツバオウレンか・・・

役にたった。

と思ったけど、あとで調べたらヒトリシズカ。全然違うやないか、グーグルもあてにならん。



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倒木の向いてる先が十二ヶ岳、最初に目指す山、ぐる~~っと巻いてゆくんだな。

その奥にある節刀ヶ岳まで行くつもりだけど まあ、明日もあさっても休みだし・・・



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山桜が濡れて朝日に輝き、


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こちらは、木五倍子とかいてキブシの花。


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オッ、白いスミレ。


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陽が差して 晴れてきたか?



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現在地・地蔵 の名の通り


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お地蔵様が鎮座。


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馬酔木のトンネルをくぐり、


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西湖があんなに下に見えるようになって


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こんなロープがかかってるところがたくさん。

十二ヶ岳まではいろいろなルートがあり ここが一番短そうと選んだが、

かなり険しい道を息を切らしながら登ってると



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見晴らしの良いところに出て、雲が切れ西湖が見渡せたが さて富士山はどのあたりにあるんだろ。

マア、今日は最初から富士山はアキラメだけどな。



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毛無山からの合流地点。

ゴルフで山の話になった時に、気を悪くするヤツがいるかもしれないので こちらのルートはエンリョした。



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5時半スタート、2時間半かかって8時、十二ヶ岳 1683m到着。

ダレもいない頂上で お賽銭をあげ、どれオニギリ食うかとリュックを下ろして ふと目を上げたら



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ア~、見えてるじゃん、オニギリ食ってる場合じゃないと パチパチシャッターを切って


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丁度朝日に当たって東斜面が輝き、

タイミングが良かったな~。


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見る間に雲に隠れてしまったけど、上出来や。


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そこからもう少し足を伸ばし、節刀ヶ岳まで往復するつもりで来たが

あんな富士山が見れりゃ、もう矢でも鉄砲でも雨でも怖いもんなしやが。



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金山山頂を経由して・・・そそられる名前の山だな。

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尾根筋は風が強いんだろ、無残に折れた赤松?


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やっと、まともな標識に出会えた。

金山から節刀ヶ岳まで 初めて新鮮な足跡を目にして、すれ違わなかったけど下りてきた人がいたみたい。

結局、今日は行き返り、人っ子一人、クマっ子一匹とも出会わなかった。

天気予報のせいだろうか、そんなに人気がない山でもなさそうだが。



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一時間で、最終目的地の節刀ヶ岳 1736m。

着いたときは、ごらんのように雲ばっかだったが

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フシギなことに、ここでも アレヨアレヨと雲が流れて

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今度は笠雲をアタマに載せた富士山。


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今日、登って大正解だったな。


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河口湖方面も臨めて、

さあ、帰ろう!


今日の登りは辛かった、あとは~温泉に入るだけ~。

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富士山が見える山という小雑誌から1ページ切り取って持ってきた地図、

青丸がスタート地点のいずみの湯。

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十二ヶ岳までの帰り、風に乗って甘い香りが漂い、馬酔木の花の匂い?

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まるでロッククライミング。

ヤッパリ昇りのほうがタイヘン。

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づつわたれ・・・

一人がどこかに飛んでった?


しかし、このまえのチバの帰りは焦ったな。

あの日、まだ3時前で金田の料金所の真ん中のETCレーンが開いていて、

ここは渋滞しだすと閉めちゃうところ、みんな右の方の2つのレーンに並んでるのを尻目に

さ~~っとそこを通過して、橋の合流地点でウインカーを出して元の列に戻ったとき、

どうも違うレバーも一緒に触ってしまった?



あとでわかったことだが、それは今のスピードで走るというシステムのレバーだったようで

最初は渋滞中だったからよかったものの、とにかく、いくらアクセルを踏んでもスピードが上がらず、

橋の中ごろに差し掛かり まえのクルマが行くのにこっちはどんどん置いてゆかれるばかり、

ウシロのクルマは追い越してゆくし、このままトンネルに突入したらどうしようと焦ってあちこちいじってもダメ。

こりゃなんかのバグじゃないか?

エエいこうなりゃと路肩にハザードを出して停め、エンジンを一旦止めて再始動したら直った。



マニュアルなんか読まないで、問題があった時だけそこを読むというクセと

なんでも自分が悪いんじゃない、他が悪いんだと思うクセは一生直らないな。


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帰りの長い下りの道のりを、いろいろつまらないことを考えながら、

朝より咲いてるミツバツツジを見て、


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ホントに疲れ果てて、ようやく辿り着いたいずみの湯。

番台の兄さんに駐車のお礼を言い、しかしきつかったといえば ここからだと直登ですからね。

それ、先におしえて欲しかったな。