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”ただいま” の声が鼻声だった?

ナニが 「風邪引いたの? 手ェ洗って、うがいしてきて!イヌにうつしたらイヤよ。」

そんなもん ウツるか!どっちが大事なんだ! 

モチロン イヌ?




しかし、大坂ナオミは凄かったね~。

いまだに賞賛の嵐が尾を引き 前の世界一位トレーシー・オースチンは

「どんどん進歩している。未来はあなたのもの」 と 褒め称えたそうだが

未来はあなたのものって、これ以上ない褒め言葉だろう。




オレなんか生まれてこのかた、そんな言葉を投げかけられたことなんか一度もない。

というより今となっては、もう そもそも未来なるものがほとんど残ってないんだが

オレにだって、まだちょっとした想いがあるんだ・・・見果てぬ夢?




3年前、68歳のとき、いつも帰郷の折に見上げていた南信州の風越山に

もうそろそろ登っておかないと体力的にムリ 永久に登れなくると、登山靴を買って初登頂。

市民の山と親しまれてるこの山は、小学6年になれば学童登山で皆 登る。

オレは、その前にやむをえない事情で東京へでてきちゃったから登ってなかったのだ。



それから一年が過ぎ、登山靴も一回履いただけじゃカワイソと

ネットで「初心者、3000m」検索すれば 南アルプスの女王仙丈ケ岳がヒット。

怖いもの知らずで 死ぬ思いをして登って以来、山登りに目覚め

あちこちお手軽登山を繰り返すうちに 小さな想いが芽生え初めた。




子供の頃、風越山の反対側の 天竜川の向こう側にズラ~~っとそびえていた南アルプス。

いつもアタマに雪をかぶったイメージしかないけど、あのころは赤石山脈って言ってた。

朝に夕に見上げていた、屋根のように連なる山脈を越えたずっと向こうには知らない大都会があると言われ・・




その赤石山脈の盟主が赤石岳、いつか登れたらいいけど 南アルプスの中でも深奥に位置し

スーパーマンなら一ッ飛びだが、オレがそんなにかんたんにとりつけるわけでもなく

しかし指をくわえて待ってたんじゃ、見果てぬ夢のまま終わってしまう。

ナオミに負けぬよう、ゴルフもカートに乗らず足を鍛え、想いを胸に秘めて・・・