
朝4時に起きて 東名新富士から本栖湖キャンプ場 5時半登山スタート。
7時45分のダイヤモンド富士に、これならヨユーで間に合うだろ。
去年は、もうちょっとで山頂というところで 上のほうで「出た~」という歓声。
あわててスマホ撮影。一眼は途中で電池切れとなってたが、ポケットに入れて暖めたのが功を奏し復活。
かろうじて間に合い、今年の年賀状の絵柄にできた。

三日月と金星?
ダイヤ富士は しかしまず、なんといっても頂上に雲がないことががゼッタイ条件だけど、
これなら今日はダイジョウブだろ。
それにカメラは首から下げ、上着の前のチャックを開けて おなかのところで暖め作戦。

駐車場も去年の3倍くらいクルマが停車してて、どうしたの?ってくらい。
休みの具合のせいか、天候のせいか・・・
前を行く人のライトがポツンポツンと見える。

スソが染まってきてまだ6時半、ラクショーで着けるな。
身体はポカポカ汗をかくくらいだが、口を開けてハ~ハ~言いながら登ってると舌が寒さで痛い。

三日月。

若い人達もたくさん登っていて、アイサツも元気がいい。

東の空が紅くなってきた。

大分明るくなり、富士山の雪も見えるようになった。
去年は真っ黒な富士山だったからな。

反対側の八ヶ岳が朝日に照らされ、

頂上までもう少し。
去年はビッシリシモバシラだったが、今年は乾燥してるな~。
お陰でノーマルタイヤをビクビクしながら運転してきたけど無事だった。

まだダイヤモンドまで30分ある。

着いた。
広い山頂に 駐車場にあったクルマほど人はいない。みんなどこ行った?
そういえば、下のダイヤ富士が見れる芝桜公園の入り口にも、まだ5時だというのに
クルマがズラッと並んでたな。

まだ時間があるので、反対側の南アルプスでも撮るかと向かったら、
あれは、富士山のカゲ?

いよいよ その時間が近づき、皆どこに隠れていたのかぞろぞろ出てきてスタンバイ。

オレも良い位置取りをし、ストックを伸ばして三脚代わり。

寒いな、何度だとスマホを見ればマイナス3度。それほどでもないか。
キタッ!ヨコのほうで誰かが叫び、同時に「皆さん明けましておめでとうございます」
思わずオレも「おめでとう」って言いそうになったが、その後もベラベラしゃべり続け、どこかの放送局?








s






あっという間に太陽は上り、こんなに早く太陽が廻るんじゃ 時が経つのも早いわけだ。
オレが歳をとるのもムベなるかな、だ。

上ったのを見届けて、みんな富士山に背を向け それぞれの時間。

これからお湯を沸かしてティータイムや食事の用意という人達を横目に オレはさっさと下山開始。
上ってきたのとは反対の、本栖湖畔に降りる道。

下にみずうみが見える。あそこまで下るんだ。

しかし、大分 山にも慣れてきたもんだ。ここも二度目だしな。
♪ ここも二度目なら 少しは上手に~

まだ朝の8時をまわったばかり。
ブナの林が長い影をを作って、気持ちのよいくだりは鼻歌も出るってもん。

飲まず食わずできて急に空腹を覚え、ナニに作ってもらった焼きオニギリをほうばり
小さいお茶のペットボトルのふた開けたら 凍ってる?
ま、冷たくてうまかったけど・・・

鳴沢道の駅の奥にある日帰り温泉の露天風呂は、
冷たい外気に湯気もうもう、その先には富士山がド~~ン。
カオをさっきの太陽に照らされながら見上げた富士の頂上は、こっち側からだと とんがってるんだな。

一応グーグルレンズを当てたら、竜ヶ岳ダイヤモンド富士も候補にあり、
帰りは中央道経由、渋滞にもかからず まあ、あっちもこっちも大体おっけ~とするか。