
炎熱地獄の中でやって痛めた腰も ようやくおさまってきて
なまった身体をほぐそうと、久々の練習場行き。
昔は、何十分も ヘタしたら1時間以上も待たされたもんだが、このごろはガラガラ。
ところが30球も打ったら息があがって、反対側の窓によりかかり
そういや、イップスにかかって悩んでたときも ここから富士山見てたな~など思いだしてたら
顔見知りがぬっとやってきて 「なにをタソガレてんですか?」
いやいや、昔イップスにかかってたときを思い出してさ・・・
「イップスって どうしてかかるんですかね?」
アレはね ここ、メンタルの問題。デリカシーのあるやつしかかからないさ。
あんたなんか、ぜったいダイジョウブだろ。
「そうですね」 と、あっさり肯定しやがって・・・
イップス(yips)とは、精神的な原因などにより動作に支障をきたし、
突然自分の思い通りのプレーや意識ができなくなることとウィキペディアにあるように
悪いショットを打った時のトラウマや、良いショットを打ちたい、
ハジをかきたくないという思いが強くて、手が思うように動かない症状。
イップスと一口に言っても、パターがノーカンになるのや、
タイガーが悩んだアプローチをトップしたりダフったりするアプローチイップスなどがあるが、
オレの場合はショットイップス、ワッグルを繰り返すだけでクラブが上がらない。
数年前 その傾向がジョジョに現われ、最盛期?は、ここで練習しててもバックスイングができずに
ウシロの窓にもたれかかって どうしようと悩んでた。
それでも誘われて仕方なくコースに行けば、デリカシーのカケラもないリーチは
オレが何回も繰り返すワッグルを見て
「それ、ワザとやってるんですか?ブログネタのためにやってるんじゃないでしょうね~」
ボート屋は、まだ前の組がグリーンにいるのに、「そろそろ構えとけよ」。
ティグランドに立ってワッグルを繰り返してるあいだに耳は鋭敏になり
うしろで「長いな~」とか 「寒いから早く打てよ」とか ささやく声にヨケイにクラブが上がらず
それでもやっと、なんとかショットすれば
「今のはワッグル42回、新記録です」・・・ フザケロヨ!
↑天才セルヒオ・ガルシアの イップスは ミルキング(乳しぼり)とヤユされたように
右手を乳しぼりのように握り返して、いつになったら打つんだ?
もっともこの動画は、エンドレスに乳を搾ってるように加工されたもの?
悪意に満ちたこの動画も、身につまされる思いがするけど、
このころのセルヒオは、一回平均20回、乳しぼりをしてたというからな。
繊細で神経質そうなセルヒオもこれを克服してマスターズを優勝した。
タイガーも、あれで案外デリケートなところがある?
とりあえずアプローチイップスは直ったようだし、復活優勝をみたいもんだ。
とにかくイップスてのは、天才肌のデリケートなヤツしかかからないから
まあ、キミタチはなにもシンパイするこたぁないだろ。
オレがどうやってイップスから抜け出したって?
それはね、魔法の呪文をかけたからさ。