
去年の7月に登った谷川岳西黒尾根、その途中で右からくる急坂の道があり 看板に厳剛(がんごう)新道。
こんな恐ろしげな名前の道は、一生縁がないと思ってたのに、
先々週、旧友と会うついでに谷川岳の一の倉沢まで足を伸ばしたとき、
偶然に厳剛新道の上り口を見つけてしまった。
いかにもそそられる登山口、もう登るしかないと画策したが土曜は天気がよろしくなく
ゴルフに振り替え、カートに乗りまくって山登り用の足を余し、
早朝ゴルフにつき、10時前に家に帰っても夜まで寝ないで、7時にコロン。
お陰で今朝も3時起きして、また水上まで・・・
高速を降りると、相耳峰といわれる谷川岳のオキとトマの猫耳が見え(拡大推奨)、
今日の天気はマチガイなさそう。

ロープウエー下の駐車場にクルマを入れ、車道を20分ほど歩いてマチガ沢。
今朝は上までよく見える。

ここだよ。
6時スタート。
フィトンチッドが充満する雨上がりの登山道、あまり歩く人がいないのか
草が生い茂ってるが、まあ一本道、迷うことはないだろ。

花を探したいが視野は狭いし、

沢の中を歩く道は滑る。
しかし昨日降った雨を心配したが、水は沁み込んだ?ほとんど流れてない。

ヨイショ、どっこいしょ 岩をクリアするのに大きな声をだしても、だれもいねェんだからどうってことない?
来る途中のNHKラジオの深夜放送で流れていた堀江淳の「メモリーグラス」
♪水割りをくださ~い、涙の数だけ~
声を出して歌っても ダレも聞いてねェんだから。

新道ってくらいだから、左の西黒尾根より歴史は新しいんだろ。
名前の由来を調べたら、新道を作ったひとの名前から一字づつとったとか、
いかつい人達だったかな?

ヒザまである草がひっくり返っていて、先にここを通った人がいるみたい。

振り返ると、白毛門、笠が岳、朝日岳。

一時間ほどで、第一見晴らしというところに到着。
マチガ沢の全景が見えた。
去年は9時間歩き回ったからな。まだ9分の一か・・・
This story is to be continued