ブルックス・ケプカの連覇で終わった、シネコックヒルズゴルフクラブで行われた全米オープン、

その3日目に、フィル・ミケルソンが動いてるボールを打つという信じられないプレーをして

しかも、いつかやろうと思ってたという確信犯?

あまりにもグリーンが難しく、死ねコックヒルズとやっちまったか。



奥さんが初期の乳がんと診断されたとき、その入院に付き添うためツアーを離れ

ムスメの高校の卒業式を優先するといって、いつかの全米オープンを欠場したこともあった

いい人の代表みたいだったフィル、傍若無人のタイガーならまだ理解もできるが

ついに本性をあらわしちゃったか・・・



ルール違反を承知で2打罰を払っても、ボールがまだ動いてる途中で打っちゃったほうが

下まで転がり落ちて、それから何打もかかるよりめんどくさくなくていい、ということらしかったが

それをやっちゃったら、人を殺しても死刑になりゃいいんだろ?という開き直りと変わらないだろ。



ゴルフというゲームの本質、動いてるボールを打ってはいけない。

そんなの、ルール以前の問題だろ、と思うが

しかし、大会を主催するUSGAは、罰打を払ったんだからとそれ以上のお咎めはナシ。



アメリカのように、あちこちから人が集まって国を作ってるところじゃ、ルール(法律)を作り厳しい罰則を決めて

秩序を保ってるけど、悪知恵を使ってルール破りをして少しの罰則で済ますというところに、

恥の精神というものはないのかね~。



日本じゃ、ルール以前の問題のほうが大事。

利益だけを追い、良心とは、正義とは何かを忘れちゃいけねぇ。

近ごろそれも怪しくなってるけど、まあ、人がティーグラウンドに立ったら口笛は吹かないことだな。