
「感想戦は負けた側のためにある」
先の将棋名人戦で、立会人を務めた森雞二九段がこう語ったと
今朝のa新聞一面 ”折々の言葉”の欄に載っていた。
以下、同コラムより引用。
将棋や囲碁に特有のこの感想戦では、ふつう、勝者は敗者が口を開くのを待ち、
敗者のペースでやりとりが続く。負けた側の納得のゆくまで、そこに立ち現れるべきであった
正しい理路を二人して追及する。
ものごとの検証というのはかくあるべしと思う。
と、筆者の鷲田清一は結んでいるが、
TVなどで目にする感想戦は、そこだけ見たんじゃ まったくどっちが勝ったのかまったくわからない。
マア、しかめっつらをして 負けたような顔をしてるヤツのほうが勝ちだと思えば、大体はマチガイない。
勝ったほうが敗者を気遣い、一緒に敗因を探るといった日本的奥ゆかしさ、
負けてカッカしてるアタマというか、勝負の熱を冷ますための時間が感想戦?
「オイッ、このまえは よくもよってたかっていじめてくれたなぁ」
今日、P君に電話すりゃ
「前の日に、山なんか行くから悪いんですよ」
なんちゅう言い草や!
どうせ日曜は、雨でゴルフヤメだと思ったから行ったのに
やろうやろうって引っ張り出されて・・・
敗者へのイタワリのカケラもねェな。
ヨコハマから水上往復で500Km近くあるんじゃないか?
もうそれだけで腰が痛くて、雨はビチョビチョ ダフッてチョロって
カワイソだと思わなかったのかね~。
夏至も近く、いつまでも明るい庭に花タバコの花。
全米オープンにワールドカップ、いつまでたっても疲れが取れそうにない。