
立春っだってェのに寒々とした空、まあ風がないのが救い?
「寒いし前でいいでしょ?」とパコーンがヒヨったことを言うので
オレもいいよ~、どうせどこでやっても同じようなスコアだからと同調して白ティーから。

1番ホールのグリーン脇には、ピンの格好をした霜跡がついて
今日のパコ君とのハンディは5つ。
3番ホールまでで、早くも5つをチャラにしてあとは入ってくるばかりだな~と思ったけど
世の中は、そう甘くない。

「雪じゃないか?」
パラパラ白いものが降ってきて、「今日はにわか雪が降るっていってましたよ」
「♪ 淡き光立つ にわか雪~」
それはにわか雨でしょ!
「♪ 春よ~ 遠き春よ~」
今朝、コースに来る途中のカーラジオからユーミンの曲が流れていた。
一応午前は42対46で5つのハンディを消して 一つ勝ち。
午後からは引き離す一方だともくろんで・・・

昼飯食って上を一枚脱ぐような陽気とはウラハラに、オレのダボボギーダボに対し、奴は3連続パー。
あっという間に元の木阿弥になったが、次のショートはオレのパーに対して
パコはバンカーのややこしいところに入れてダボ。
「どうぞ!オーナー」
オマエ、自分の時はゆっくりやるくせに、他人の時はせかすんだな。
アノ手この手で カクランしてペースに持ち込み 先が見えた8番。

大きな木にキンコンカンと当たったパコちゃんのボールは、下にボトリと落ちて
上げれば枝に当たるし、転がせばバンカー。

それでもうまいことグリーン右横に出したが、そんなことよりこの大木のヨコに立つと
太目がスマートに見えるからフシギだ。
まあ、サイゴは落ち着くところにおちついてオレは42、44の86。
先週の青より2打良かった。あいつのは武士の情けでナイショ。
まあ 春よ、早く来いだな。