
マックがここんとこ急激に業績回復というけど、
なるほどこの店も結構な行列ができ、並んでるスキマを縫ってちょっとポーズとってこい!
子供向けのメニューもあり、ナニたちが買い物をしているあいだの時間つぶしにはもってこい。
今日、久しぶりに顔を見せた電気屋さんに「正月はどうしてたか?」と聞かれ
山に登ったというと、いつから山なんか行くようになった?と驚かれた。
あちこちで説明してるように、一度登りたかった故郷の山に 今のうちに行っておかないと
もう体力的にムリになると、2年半前に登ったのがハジマリ・・・それ以来病みつきになっちゃって
仙丈や谷川、宝剣とか登ったといえば、自分はそれ全部登ったことある。
え~?今度は逆にオレが驚いて、山 登ってたの?
それから一時間も、山の話で盛り上がり
アチコチ行ったけど、理論派の山登りらしく道に迷ったってことは一度もない。
一番印象深かったのは、槍の頂上で見たブロッケンで
失敗と言えば・・・と話てくれたのが、
まだ山登りを始めてすぐの若いころ、友達と二人で北アルプスのオテンショウから常念に2泊3日で登ろうと
初めてテント担いで行ったんだと。
ご飯は米と飯ごう持参で炊くつもり、おかずにサンマやサバの味噌缶を山ほどリュックに詰め込んで出かけたら
あのころ住んでた家から、聖蹟桜ヶ丘の駅に行くまでに疲れちゃって 何度も途中で休んで・・・
今思えば20kgぐらい背負ってたんじゃないか?
そこだけ、理論より食欲のほうが勝っちゃったんか。
これじゃ持たんと、駅についてすぐに缶詰を空け、電車に乗っても食べ、バスに乗っても食べ、
キャンプ地に着いたのが夕方の6時。
もうテント張る隙間も へんなとこしか残ってなかったけど、それでも飯炊いて缶詰食ってたら
ベテラン風の山男に、山にそんなに缶詰持ってきたのかと白い眼で見られ、
翌朝目覚めてテントを開けたら、あんなにあったテントがきれいさっぱりなくなっていて
残ってたの、俺たちのだけ・・・
そういう電気屋さんも冬山にはゼッタイ行かないといい、一人で行くんなら十分注意してと帰ったけど
真っ白の、ダレの足跡もないところを歩くのも いいもんなんだよな~。