
どいつもコイツも 記憶にございません、記憶しておりませんのオンパレード。
まったくフザケンじゃね~よ!と言うところだが・・・
生物学者?の福岡ハカセによる生物学的見地から言えば、
記憶とは、脳の中にあるフォルダーにミクロなファイルが蓄積されているわけではなく
つまり、記憶とは物質ではなく 脳細胞と脳細胞のア・イ・ダにあるんだそうだ。
シナプスで連結されてできた脳細胞の回路に、電気が通るたびに「生成」されるのが記憶だそうだ。
な~るほどさすがハカセ、判りやすい説明だな。
さらにハカセが言うには、飲んだあと どうやって帰ったか思い出せないというのは
前後の状況を結ぶ回路はあるのに、真ん中の線にうまく電気が通らない状態を言うのだそうだ。
「記憶にない」というのは、実は前後の記憶があるからこそ認識できるのだという。
つまり、記憶にないことこそが記憶だと!
だから記憶にないとは、記憶があってしかるべきなのに うまく思い出せないという
一種の二日酔い状態に過ぎず、実は記憶にあることをウソにならないよう言いつくろっているに過ぎないと。
全く身に覚えがなければ、「知りません」「やってません」と言えば済むことである、と言い切って、
全くその通りだな。
このまえの高校のときのサッカー部OB会、消防署を定年退職した2年下のコマツバラが
「daioさんが3年のとき、オレたちの夏の練習試合を見に来てスイカを食べながら
ホレ、オマエたちも勝ったら食わしてやるぞって言ったんですよ・・・」
アノ、それ 全く記憶にございませんが まあ性格的には言ったことにマチガイはなさそうだな。

マゴたちも プールで遊んだことの回路がいつまでも切れなきゃいいんだが・・・