
箱根新道を登りながら窓を開ければ
涼風が吹き込み、これならクーラーいらないだろ。
下界とは打って変わって、さすが箱根は涼しい。

♪ 箱根の山は 天下の険~
箱根恩賜公園駐車場にクルマを停め、

旧東海道箱根杉並木を歩いて、甘酒茶屋まで50分?
そりゃ普通の人で、マゴ、イヌ連れて50分じゃ行かねぇ~ぞ、というのを ムスメがまあ行ってみよう。

徳川幕府が、旅人に木陰を与えようと 道の両側に植えたのが戦時中にも切られず、
まだ420本残ってるそうだ。

太っ!

一里塚の石碑。

このヨコには舗装された道路が並行して走ってて、そこはクルマで何回も走ったけど、
こんなところがあったんだな。

そうしてお目当ての石畳み道路に突入。
一度来たかったところだ。

昔の旅人が踏んだ石畳みの道をを、5歳とよちよち歩きの2歳とイヌと・・・
イヌはいやがってダッコ?

白く散った花びらの正体はこれ。
といっても名前をしらない。

お玉が池の看板があり、由来を読んで行こう?
遠回りになるぞといっても、聞かずにドンドン・・・

アッ、箱根山椒バラ? タブン・・・
葉っぱが山椒そっくり。
時期は終わりかけてたけどこんなのが見れて、遠回りした甲斐があったと思ったら

アサギマダラだ!
長距離を移動するチョウチョで、台湾あたりから渡ってくるという。
オレなんか去年、わざわざ庭にこの蝶が好むというフジバカマを植えて
やってくるのを待ち構えてるくらいだからな。

ふいに見えなくなり、止まった?

いたいた。

静かに繁みに分け入り、

ご対面~ん。

ついで、といっちゃナンだがイトトンボも・・・

蝶やトンボを見かけたところは ホントの山道。
すれ違った、ちゃんと山の格好をした人にお玉が池はまだか?と聞けば
手を引いてるマゴを見ながら、時間はそんなにかかりませんが急な階段や坂がありますよ。
それでも、ふっと山道を抜けた先にひと気のない池が広がっていて、
由来を知らないマゴたちは大はしゃぎ。

で、2時間かかってお目当ての甘酒茶屋。

こちらもハラが減って、

冷たい甘酒に なんやかや注文し、
又歩いて帰るというムスメに、どうせマゴはオンブになるんだろ。アシタノゴルフにサシツカエル。
taxi 呼べよと一悶着あって
ムスメがマゴの手を引き、店に入り 「タクシー呼んでください」と言えば、
店の店員が 驚いて 「若旦那ですか?」

マチガイに気づいた店員は「どうも申し訳ありません」といってtaxi会社に電話してくれたようだが
タクシーとタケシを間違えた?
オマエが子連れで、血相変えて言うからいけねぇんだよ!
「それにしたって呼び捨てはしないでしょ。ここの経営者タケシっていうかスマホで調べてみようか」
ヨセ!