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ひょんないきさつから去年の九月に山登りを始め、

いつ行っても初めての季節、どの山に登っても初めての山。


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それが2ヶ月ぶりに免許が戻ってきて、↑2月の雪の季節に登ったこの山にリベンジじゃ。

迷ったこともさることながら、行きも帰りも新雪に他人の足跡がなかったけど頂上だけは踏み荒らされてて

縦走してきた人?帰ってきてから調べたら 右も左も尾根道が続いてるらしい。

とりあえず今日は、左の小金沢山から大菩薩峠目指して・・・


朝早くに家を出て、まだ雨模様の中央道を勝沼インターで降り、5時30分スタート。

とにかく予定したコースを完走するコースタイムは6時間半。コースタイムに休み時間は入ってねぇし

オレのペースはコースタイムの1,5倍は見にゃあかんからな。

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雨は止んだようだが、梢からポタポタしずくが垂れる道を 登攀開始。


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まず矢印の牛奥ノ雁ヶ腹摺山。

雁が山を飛び越えるときに、お腹が頂きに摺りそうに見えるという なんともつけたりという名前の山は

語数でいうとウシオクノガンガハラスリヤマは日本で一番長い山だとういう。


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オッ、富士山のアタマが見える。

前回のときもここから見えたけど、あとは雲が出てさっぱりだったからな。

右のほうにイヤな雲があるし、今のうちに撮っとこ。

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下を流れるヒカワ川にかかるミツバツツジ?

比叡山のときはカッコつけてストック持ってかなかったけど、途中で木の枝拾ったし

今日は2本持ち・・・転ばぬ先の杖。

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ここに標識があったのか。

下ばかり見て歩いてた前回はわからずに、もっと手前の右のガケをよじ登ったからな~。

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こんなのも出来てた。

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シカが食べた?そんなことはないか。

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出口では、ちゃんと蝶々結びしてきた。イノシカチョウっていうからな。

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朝日が当たり、ウグイスや小鳥の声を聞きながら気持ちのよい登り。

♪愛した人はあなただけ~ わかっているのに~

突然 園マリ? スローなテンポが歩調にピッタリ合う。

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ギボシっぽい?どんな花が咲くのやら。

♪ ココロの糸が 結べない~

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シカ?

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パノラマ岩に着いたが、案の定富士山は隠れて

先は長い、と急ごうとしたら アッ!


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雲が切れ 山頂が顔を見せてくれた。

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少し望遠。

とにかく歩いてると どっちにでも行けそうな木のスキマがあり、何も考えないでヒャーと行くとエライ目に会う。

今日は慎重に廻りを見渡し、踏みアトを確かめて・・・

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この縞枯れの景色は お気に入り。

真ん中に後光が差してる。

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振り返ると、太陽にモヤが消えかかって こんなところに一人きりのぜいたく。

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ここを抜ければ すぐに 牛奥ノ雁ヶ腹摺山。

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いまだダレとも会わず、汗もかかず、水も一滴も飲まず。2時間で頂上はまずまず。

本来なら富士の雄姿が見えるところらしいが、写真を撮っただけで左の小金沢山方面へ・・

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スギゴケ?

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枝や葉っぱは桜ッぽい。山桜がまだ?
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小金沢山 2014m。

登るのが3年遅かった。今年は2017年。

思い立ってネットで買ったGPSが昨日届き、電池を入れ電源の入れ方だけ理解して持ってきたけど

標高が5mも狂ってるやないか。使い物になるかぁ?



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小金沢山頂上でも富士山が顔をのぞかせてくれた。

ここでセブンで仕入れた塩ムスビ一個、ウマイ!


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この三角形の中をくぐればリュックがひっかかった。

ハリネズミはダイジョウブだろうか?針がひっかからないか?

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アッ、タキシードを着たネコがいる。と思ったら 反対側から初めて人の姿・・・

同年輩と思しき叔父さんがやってきてアイサツを交わし、

「どちらから登ってこられたか?」と聞かれたので ベテランぶってチジメテ ウシオクから。

スズラン荘にクルマを停めて、と説明したら「そういう来かたもあるんですね」

おじさんはオレと真逆のコースみたい。



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笹原の中に続く道。


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狼平というところ?

昔、このあたりをオオカミが闊歩していたんだろうか。

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大菩薩湖が 青く見える。

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このあたりから、急に人が多くなった。

今10時か~、バスで来た人達が上日川峠から上ってくるんだな。

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大菩薩峠へ行く途中の熊沢山。

昔はこのあたりを、熊が沢山闊歩してたんだろ。


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10時半大菩薩峠、銀座なみの人ごみ、時間的には順調だな。

もしヤバかったら大菩薩嶺はパスしようかと思っててたが この分なら・・・

クルマはウシオク下のペンションすずらんの駐車場。

ここから下に下りて 上日川峠から出るバスですずらん前まで帰るつもりで

バスは1時、2時、3時発。 うまくすりゃ一番早いのに間に合いそうやないか。



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大菩薩という名にふさわしい?


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ここからも富士山のテッペンがチョッピリ。

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あの左の先が百名山の一つ、大菩薩嶺か。

まだ結構あるな。

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柱には標高2000m地点と・・・

リーダーらしき人が「少し早いけどここで昼食にしましょう」 いいな~。

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ダンナが岩に足をかけ、「そういうのやめなさいよ」と声かけながら奥さんが写真を撮ってたので

「私にもそういうの撮ってください」とお願いした。

写真だとわかりにくいけど、ウシロは絶壁。

左手のひらだけが白いな~。

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シカだ!

5,6頭が隊をなして走って行った。
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2057m 日本百名山、大菩薩嶺 到着、11時40分。

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そこからあとは下るだけ、50分くらいで下りられるというし1時のバスにゃ楽勝だろ。

丸ちゃん荘でけんちん汁を頼みヨユウこいてたら バス停までまだ20分かかりますよ。

大あわてで坂道をタッタッタ。それでも明日のゴルフのスタミナは残しとかなくちゃ。

1分前にバス停着、定時に出発し すずらんからクルマで 信玄の隠し湯といわれた嵯峨塩温泉。


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下に峡谷を見下ろす露天風呂で疲れを癒し、

屋根開けて帰ってきたら、愛用の登山帽が中央道に吹き飛んでしまった。

まあ、コースタイムにおくれること1時間、7時間半に及ぶ山歩き

前回道迷いしたところもしかとわからなかったけど、いつかはウシオクから右に曲がってみたいなんて・・・