TVから 「京都慕情」 が流れてきて 渚ゆう子も歳とったな~。

ま、他人のことは言えねぇけどよ。


♪ 遠い日は二度と帰らない 

   夕やみの東山~~~


そうだよな、帰らないよな。

「東山三十六峰、草木も眠る丑三つ時」という阪妻のセリフを覚えてる人も少なくなったろ。

東山三十六峰の一番北にそびえ、三十六峰のなかでも一番高い山が比叡山、

といっても1000mに満たないけど・・・




比叡山か~。学生時代に登ったっきりだな。

桜も終わり GWを控えたエアポケットみたいな週末、人出もそんなじゃないだろ。

そうだ!京都に行こう、じゃないけど 比叡山に50年ぶりに登ってくるか。



京都へは、15年くらい前に会社の旅行で行って 自由な時間もあったけど

比叡山は見上げるだけで、登ろうなんてこれっぽちも思わなかった。

もっとも、山登りらしきことを始めたのがここ一、二年 由比ヶ浜のハマグリみてぇなもんだからな。



新幹線でビュ~~ンと行けば2時間、千葉に電車でゴルフに行くのとそう変わらない。

京都駅から、登り口の修学院までバスで3、40分? 出町柳から叡電という手もあるし

9時には登り始められるだろう。



下山したら、修学院の駅前の大黒湯だな。

この風呂には4年間 お世話になった。電車で2つ先にあった下宿から 毎週通い、

帰りの電車が行っちゃったばかりで30分待ちなんてときは、友達と下宿まで歩き。

底冷えのする京都の冬に下宿まで帰りついた時は、髪の毛がパリパリに凍ってた。

それより、まだこの風呂があるのかとネットで見れば健在!



♪ あの人の姿 懐かしい

   黄昏の河原町~~~



風呂から出たら四条河原町まで行き、 一本入ったところの「志る幸」で利休弁当を食うか。

あそこに初めて入って 弁当についてた黒豆の煮たのを見てビックリ。

信州のお婆さんがいつも作ってくれてた好物の黒豆はシワシワで、シワシワが多いほどうまいと思ってた。

ところがここのは、シワ一つなく表面がひかり輝いてふっくらと大きく、こっちがホントか~。



今思えば、丹波篠山の本場もんの黒豆だったんだろが、カルチャーショックは大きかった。

まあ、折角行くんならお寺もどこか行きたいしと、巡るコースを思い浮かべながら、

そういえば昔、 比叡山に家出して来たモリオと登った時に撮ってもらった写真があるなと

古いアルバムをひっくり返したら

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比叡山の途中にあった石碑に登って、京都市街を見下ろすの図?

マゴムスメたちが裸になりたがったり、高いところ好きの意味がわかるってもんだな。