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なんだ、真っ白だな。

サブッ!フロリダは暖ったけぇんだろな。

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それでも、前の組を見送って スキー持ってきたほうが良かったかな?

カラーボールあったよな。ところがカートが待てど暮らせど来ない。

スタート時刻を10分も過ぎて、こりゃおかしいとフロントまで戻れば

カートにオレのバッグだけがポツンと積まれ、他のヤツラはキャンセル?

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係員が「出てる人はいらっしますが、この雪じゃタイヘンですよ。」

一人でもいいよと言おうと思ったが、そういえば昔 友達が大遅れで どこかの河川敷を一人で廻って

ボールを2個打ちながら、まったくおもしろくないゴルフをしたことがあった。

あんな思いをしてまで、こんな雪の中を一人でまわるほどの酔狂じゃねぇしなァ・・・



見回せば、仲間と来てる連中もスタートしないで受付のところでたむろしている。

「ちょっと4番のほう見てきてください」

というので裏に廻ったら、

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え~、ココ行けば43cmが言ってた建長寺の半僧坊に行くのか。

即、ゴルフやめ~。

歩こう!

ゴルフ場にクルマを置いたまま、スパイクを履き替えてgo !

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ものの3分で鎌倉で一番高いと聞いてた大平山。ここかい。

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眼下に雪のゴルフ場。

先はヨコハマ方面。

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日陰には雪が残るが、足元はまったくびちゃびちゃしてなくて快適。

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え~、もう500m来た?

まあ、ロングホール1ホール分だけどな。

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しかし、今朝のTVを見てたらアベチャンが

「ゴルフのウデは残念ながら大統領に敵わないが、私のポリシーはNever up,Never in(届かなければ入らない)

常に狙っていく。刻むという言葉は私の辞書にはありません。勿論ゴルフに限ったことですが・・」

というようなイミのことを言ってたけど、ゴルフを知ってるのが聞いたら腕のほどがわかっちゃうな。

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「Never up,Never in」 気持ちはいつも43cmオーバーという副題をつけてるブログのあ~ちゃんだって

それはグリーン上でのこと、というくらい知ってる。

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途中で戦略的に刻まないで、なんでもかんでもイケイケじゃァ・・・

ゼッタイムリな池越えを狙ったって結果は目に見えてる。

ポリシーだァ?まあ、なんでも勇ましいことを言えばいいというもんじゃないってこった。

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右、建長寺道。

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だれにも会わずに建長寺の裏の展望台到着。

ここで下から上がってきた人達と初めて遭遇したけど、みな登山仕様。

オレは何も持たず、スニーカー。一応挨拶を交わし向こうに目を凝らせば、

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右手に富士山。

左下に建長寺の大伽藍。

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お堂?の屋根にもまだ雪が残ってる。向こう側は相模湾。

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半分僧侶で半分俗人みたいな翁がナントカカントカでここに僧房を開き、願い事を聞き入れてくれるという半僧坊。

確かに、稀勢の里優勝祈願の札があったが 叶えられたしな。



ここで入山料300円支払い。裏口からでもちゃんと徴収されるんだ。

雪でゴルフが中止になって来たといえば、

「こんなによく晴れて相模湾までくっきり見える日はそうありません。ゴルフやめて正解ですよ」ソウナノ?


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スグ脇に富士見台。みんなリュック背負ってこれから上に行く人達。

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この石畳の模様、いいなァ。

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鎌倉五山第一位、臨済宗建長寺派の大本山。

うしろから廻ってるのでそのつもりで・・・

金ピカの唐門、徳川関係のどこかから持ってきたらしい。

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大玄関を入って、

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方丈から唐門の裏。

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名勝史跡の庭園、雪が残ってるところがいいでしょ。

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法堂の天井には五爪の龍。


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仏殿。

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梵鐘は国宝だって。

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建長寺三門。

山門ではなくて、三解脱門の略で三門。

涅槃(悟り)に至るまでの三っつの関門(空、無作、無相)のことだそうだが、その説明もしてくれ。




ハラ、減ってきたな。建長寺といえばけんちん汁だろ。

出口?入り口で このあたりにけんちん汁を食べれるところがないかと聞けば

「お寺の中にはありませんが、門を出たすぐ左に”鉢の木”というカフェレストランがあります。

まだ開いてるかどうかはわかりませんが」、と的確な返事。

この券でまた入れるよねと確認して門を出ると


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「北条」という名前のけんちん汁付き精進料理でハラを満たし、

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又、門を入って来た道を逆戻り。

「好日や わけても杉の 空澄む日」 という句碑を見つけ

今日のような日のことを言うんだろうなと思ったけど、秋の句?

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梅も伽藍に似合って、いつも門前をクルマで通りすぎるばかりだった建長寺を初めて訪れることができ

ま、結果オーライの土曜日だったな。


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← もしかしたらこれで当分クラブを握れないのか。