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この時期にしては暖かな昼まえ、世話になった人の訃報が届き、

ここ2年くらい病の床に伏せていたとはいえ、ちょっとショック。早速、お悔やみの花の手配をして、

明日は これまた去年の暮れに亡くなった先輩のカブさんの家に悪友達と線香をあげに行く予定。



カブさんは6,7歳上で会社は違ったが、タメ口でお酒飲んだりゴルフしたりという間柄だった。

碁の幹事長のW大カルタ部の一年先輩、でっかい図体して、なにをやるにしてもゆったり大人風。

ゴルフはヘタで、チッパーをどこからか仕入れてきて盛んに使ってたな。



群馬のゴルフ場までの行き帰り、よくボルボの金色のボルボに一緒に乗ってバカっ話をした。

カブさんは会社を辞めたあと、プロ野球団を持つ某社の広報誌の編集長を長いことやってたが

ある時マジメな仕事の話になり、オレがプログラムを作るときは1週間ぐらいアタマのなかで

あ~でもないこ~でもないと物事の流れをグジュグジュ考え、それがやっと醸成してきたなと思ったら

おもむろに作り始めるんだと言ったら、いつもはオレの言うことに一々いちゃもんつけてたカブさんが

「オレも文章を書くときは同じだよ」と めずらしく賛同してくれたことがあった。



新宿のバーに連れて行ってもらったときは 狭い路地を入り 普通の家のような門を入ると両側に竹薮。

そこをず~~っと入った先に灯りがついていて、年増のママさんが二人いる

自宅を改造した?ような なんてことのないバーだったが、

ボーズアタマのヌラリヒョウタンみてぇなカブさんが、「ここに女の子と一緒に来てあの門をくぐると、

私、そんなつもりじゃありませんって言うんだぜ」と おかしそうに大笑い。

「オマエ、なにをカンチガイしてるんだ、只のバーだよ」って・・・

アレコレ想い出すことも、カブさんの供養になるかな。





BSで最近見た、400年前の墓石に刻まれていた言葉

ここを通る人は 誰でもかまいませんから
これを読み 立ち止まり 涙を流してください
私はあなたのように生きていました
そしてあなたはいずれ今の私のようになるのです
私のために祈って下さい


スコットランド、ケルト地方のある男性の墓に刻まれていたこの言葉を歌にしたものが
↓ ↓ ↓


癒される歌声だけど、

明日、線香をあげれば「いずれオマエも」ってアチラ側から毒舌が聞こえてきそうだな。

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←合掌