
矮性ひまわりのはずだったのが 細い茎でひょろひょろっと伸びて、
台風が来たら ひとたまりもないだろ。
今頃はウシロのネットにからみついて、グリーンカーテンになってるはずのひょうたんは
まだ半分にも届いていない。種まきが遅かった・・・残暑避けにもならねぇな。

三浦半島観音崎の灯台に行く道に人影はなく
海は台風が近づいてるとは思えない静けさ。

まだ夏が終わらない
燈台へ行く道
岩の上に椎の木の黒ずんだ枝や
いろいろの人間や
小鳥の国を考えたり
「海の老人」が人の肩車にのつて
木の実の酒を飲んでいる話や
キリストの伝記を書いたルナンという学者が
少年の時みた「麻たたき」の話など
いろいろな人間がいったことを
考えながら歩いた
@西脇順三郎 詩集近代寓話より 「灯台へ行く道」

突然の土砂降りがやんだら ツクツクホーシの大合唱。