
愛するセルヒオ・ガルシアが、4年ぶりに勝った。
いつも花嫁の介添え人役の2着で、優勝した選手をやさしくちょっとさびしそうに微笑みながら讃えてたが
昨日はプレーオフで、いつも自分がしてたような池ポチャを相手のケプカがして優勝。
帽子をとってケプカと握手したセルヒオの額には深く剃り込みが入って、もう36歳?
バックナインの14番で池に落としケプカと3打差、あ~又 今日もダメかと思ったが・・・
そのあとのケプカのバタバタでプレーオフ後の勝利、米国での勝ちがセベの9勝に並んだという。
「良いプレーをするだけでは充分じゃない。運がよくなくちゃいけないんだ」
と、勝利後のインタビューで言ったそうだが、それだけじゃなくて今までは優しすぎたんだよ。
久しぶりの勝ちにもはしゃぐことなく、「たまにうまくいく週もあるさって」・・・
日曜の月例、顔見知りの「おっちゃん」と他二人も良く知ってる奴等。
おっちゃんは今月で70歳。ハンディ16で、まだA組で行けるのかと聞けば
コースハンディが加味されてるハンディだからいいんだとか。
4人和気藹々、オレは最初で9叩いてるから気楽なもん。
短いパットを、それオッケーだよとか冗談を言いながら・・・
もちろん月例競技はオッケーなし。
おっちゃんは午前44で回り、午後は8番終わって2オーバー。
ウンッ、このままいけば44,38の82は・・・6アンダー?優勝じゃん。
そんなもん、終わらなきゃわかんないよって・・・
おっちゃん、最終ホールの2打目をグリーン横のバンカーに入れたが
何番だったか、バンカーから直接カップインのパーをとってて また1mにぴたっと寄せた。
ああこれで優勝間違いないなと見てたら、そのパットがサスガにプレッシャーがかかったかチョロとはずし
みんながアッと言ってるうちに片手でもう一回入れようとしたら、それもクルッと外れた。
あっけにとられてるオレたちの前で更に、おっちゃんは信じられないことにボールを拾い上げてしまい
みんな、あ~~~~~!
おっちゃんもすぐに気づき、ボールを置き直してカップインさせたが
おれ達は顔を見合わせてどうすんだ?
マジメに数えりゃ8か?
しかしそれじゃあんまり無情だろ。
ダボでと口裏合わせして、結局おっちゃんは4アンダーでカード提出した時点じゃ2位だった。
「つい、カッとなって」と言い訳してたが
いいよ、口止め料で今度メシおごってくれりゃ・・・