
どこに行くか?どこも混んでるぞ~と子供と釣りの相談をしてたら
東名が渋滞してない?この時期にそんなことがあるのか。最も今日は世間じゃ平日・・・
明日のゴルフのスタートは10時過ぎだし、少々帰りが遅くなってもいいか
それにこの暖かさなら 半そで半ズボンでいいだろとシュッパツ。
ホントに東名はスイスイ、釣具屋に寄り 餌やコマセを仕入れても2時間で
沼津から伊豆半島のほうに戻った目的地付近に到着。
どこにするか?と横目で磯や堤防に釣り人の姿を見ながら入れそうなところを探し

オレ達がヒミツの場所と呼んでいた、荒れ果てた長浜城址を登って降りた先の岬に行こうとしたら
三年ほど来なかったあいだに、リッパに整備されちゃって パス。
以前は左の鳥居をくぐり、重いコマセ袋をヒーヒーいいながら持って狭い山道を登り降りしたが
そっちには、立ち入り禁止の看板とロープが張られていた。
で、その先をちょっと行った、やっぱりオレ達が「石積み」と呼んでる場所に入った。

わざわざ沼津まで来たんじゃ、団子釣りだろ。
元々は紀州釣りといわれる黒鯛釣りのやり方で、
針に餌をつけ それを団子の中に握って目的とするところに投げる。
団子は固すぎず柔らかすぎず、着底してから2~30秒で割れるようにするのがコツ。
しかも、毎回同じところに投げて、そこに黒鯛を集めて釣るというもの。
ウキのタナを合わすのが肝心で、団子が着底した時点ではウキの先端が少し海面に出るくらい。
それが団子が割れるとヒョッと浮き出て、その時にまた引き込まれるような、あるいはもぞもぞとした
あたりがあることが多いから、その瞬間はもうかなりな集中力でウキを見つめてる。

ダンゴの投げ方も、直線的じゃなくて上からボトンと落とすように、
それでいて距離も出さなくてはならず、ましてヘンな投げ方をすればダンゴが空中分解する。
別にバックスピンはかけなくてもよいが、狙ったところに落とすのはゴルフと同じだ。

ノーガキはいくらでも言えるし、理屈はわかってても 実践が伴わないのはこれもゴルフと同じ。
目的の黒鯛はどこにいったんじゃ!カサゴやベラばかりで、
握るのも、投げるのにも肩を酷使し 体力も使う、それで 来るときは寝てたから帰りの運転しろ?
どうすんだ、明日のコンペ。